
大韓航空機内で発生した米国防総省職員の死亡を巡り、遺族が同社を相手に損害賠償を求める訴訟を提起した。
3月31日(現地時間)、インディペンデントは米連邦裁判所に提出された訴状を基にした独自報道で、「米国防総省の民間人職員ポーシャ・ティニーシャ・ブラウンさん(33)が機内で死亡した問題を巡り、遺族が大韓航空を相手取り訴訟を提起した」と伝えた。
訴状によると、ブラウンさんは2024年3月29日、アメリカのワシントンD.C.からソウルに向かう大韓航空KE94便の機内で飛行中に倒れ、その後死亡した。当時、彼女は休暇で韓国を訪れるために友人3人と共にこの航空便に搭乗していたという。

ブラウンさんは約15時間30分の飛行中、12時間が経過した時点でトイレに行った後、呼吸困難を訴えて倒れた。彼女は「息ができない」と言いながら胸を押さえ苦痛を訴え、乗務員は酸素マスクを提供するなど応急処置にあたった。
しかし状態は悪化し、乗務員が医療キットを持参してエピネフリンを投与したが、改善されなかった。結局、飛行機は日本に緊急着陸し、ブラウンさんは日本の病院で急性心不全により死亡が確認された。
遺族側は乗務員の応急処置が不十分だったと主張している。訴状には、乗務員がAED(自動体外式除細動器)を持参したが、適切に使用されず、機内の乗客が使用を試みる過程でも十分な案内が提供されなかったという内容が含まれている。
遺族は「AEDの使用過程でショックボタンを押す必要があるとの案内がなされず、実際に電気ショックは実施されなかった」とし、「提供された酸素マスクが酸素タンクに接続されていない状態であり、この事実は飛行機が緊急着陸した後に判明した」と主張した。

遺族代理人のハンナ・クロウ弁護士は「航空会社には機内の緊急事態に対処するための厳格な手続きがあり、これを実行しなければ悲劇を引き起こす可能性がある」と述べた。共同代理人のダレン・ニコルソン弁護士は「基本的な措置を講じなかったため、乗務員の状況対応は常識的に納得できない」と述べた。
現在、大韓航空側は「当時の手続きに従い、最善を尽くして現場で対応した」とし、現地の法的手続きに誠実に対応する意向を示した。
一方、メリーランド出身のブラウンさんはバージニア州にあるフォートベルボア米陸軍基地で職場安全専門家として勤務しており、出国4日前に基地司令官から優秀賞を受賞していたという。













コメント1
通りがかり
完璧な救命措置を受ける権利がある、のですか?それならば、搭乗前に厳しいヘルスチェックをしないと・・・。