中国、4月の石油輸入が20%減少し4年ぶりの最低水準に…ホルムズ海峡封鎖の影響

中国の4月の原油輸入量は前年同期比20%減少し、4年ぶりの最低水準を記録した。
中華人民共和国海関総署が9日に発表したデータによると、4月の原油輸入量は前年同月比20%減の3,847万1,000トンとなった。
世界最大の石油輸入国である中国は原油の約半分を中東から輸入している。ホルムズ海峡の封鎖により原油および精製油を輸送するタンカーの数が大幅に減少し、その影響を受けたと分析されていると台湾中央通信は9日、シンガポールの聯合早報を引用して報じた。
9日に発表された中国のデータでは、海上輸送原油とパイプラインによる原油輸入は区別されていない。
しかし、船舶追跡会社ケプラーのデータによると、4月の中国の海上輸送原油輸入量は1日あたり803万バレルで、2022年7月以来の最低水準を記録したという。
4月の原油輸入量は大幅に減少したものの、1〜4月の中国の総原油輸入量は1億8,529万2,000トンで前年同期比1.3%増加した。
船舶追跡機関ボルテクサ(Vortexa)によると、中国の4月の原油在庫は1700万バレル増加したが、5月には減少する見込みだという。
中東の不安定な情勢を受けて、中国は国内市場への供給を確保するため、ガソリンや航空燃料などの精製石油製品の輸出規制を強化したと、聯合早報は指摘した。
この政策の影響で、中国の4月の精製石油輸出量は311万9,000トンと3月比で約3分の1減少し、約10年ぶりの低水準を記録した。
さらに中国の4月の天然ガス輸入量は、前年同期比13%減の841万8,000トンだった。
これに先立ち、中国税関総署が先月20日に発表した中東6カ国からの原油輸入量は、前年同期比25%減少しており、そのうち4カ国で輸入量が減少した。
この統計は、イランが海峡封鎖後も中国に原油を輸出していたとされる一方で、アメリカの対抗措置などにより中国も相当な輸入量の減少があったことを示している。
海関総署によると、中国は3月に中東6カ国(サウジアラビア、イラク、アラブ首長国連邦、オマーン、クウェート、カタール)から1億2,260万バレルの原油を輸入したが、これは前年同期比25%減少した数値だ。
中国全体の原油輸入量の30〜40%を占める中東6カ国のうち、4カ国で輸入量が減少した。
ホルムズ海峡の封鎖が長期化する中、中国の石油供給にも支障をきたしていることが、中国が水面下で停戦交渉の仲介を進めている背景として分析されている。













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