
ブラジルのある教会で、聖家族像の修復作業中に彫像が漫画キャラクターのような奇妙な姿へと変わり、物議を醸した。しかし、この彫像は予想に反して大きな話題となり、25万人以上の来訪者を集める地元の新たな名所となった。
15日(現地時間)、ニューヨーク・ポストやザ・サンなどによると、ブラジル・カルモ・ド・カジュル広場に設置されている聖家族像は、不適切な修復作業によって一時的に本来の姿から大きく改変されたものの、その後元の姿へと修復された。
問題となった彫像は、修復後に目が異様に大きくなり、眉毛は太くつり上がり、唇は鮮やかな赤色に塗られるなど、まるで漫画キャラクターを思わせる外見へと変化した。地元住民からは「神への冒涜だ」といった批判の声が上がった。

しかし、このニュースが広まると、今度は彫像を一目見ようとする見物客が後を絶たなかった。修復失敗後に現地を訪れた来訪者は25万人に達したという。
批判の声が高まるなか、修復作業を依頼していたノッサ・セニョーラ・ド・カルモ教会は対応に乗り出した。教区委員会は「多くの信者や住民にご迷惑をおかけした」としたうえで、上から塗られた塗料を取り除き、彫像を本来の白い状態に戻すよう指示した。ただし、修復作業を担当した人物については公表していない。現在、教区は老朽化した彫像を適切に修復できる専門家を新たに探している。
一方、宗教遺産の修復失敗が話題になった例は今回が初めてではない。2012年にはスペインで、アマチュア画家が100年以上の歴史を持つイエス・キリストのフレスコ画を修復しようとした結果、原形をとどめないほど描き変えてしまい、「モンキー・キリスト(Ecce Mono)」の愛称で世界的な話題となった。その修復を行ったセシリア・ヒメネスさんは、昨年12月に94歳で亡くなった。













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