
米国とイランがホルムズ海峡の開放とイランが保有する高濃縮ウランの廃棄を巡って原則的な合意をしたとの報道が出る中、米国のドナルド・トランプ大統領は再びイランを刺激するメッセージを公開した。
トランプ大統領は24日(現地時間)、SNSの「トゥルース・ソーシャル」に核爆弾の写真と共に、イラン国旗が掲げられた船舶が空爆を受けて火の海になった様子を描いた人工知能(AI)生成の画像を公開した。彼はその画像と共に「イランと取引をするなら、それは素晴らしく適切な取引になる」とし、「米国のバラク・オバマ元政権のイラン核合意のように、イランに核兵器保有への道を開くような合意にはならない」と述べた。

前日、トランプ大統領はイランとの終戦交渉が「最終段階」に来ていると主張しながらも、星条旗で覆われたイラン領土を描いたAI画像をSNSに掲載した。当時、アルジャジーラは「米国・イスラエルとイラン間の休戦交渉が進行中の中、その投稿が別の挑発的メッセージになる可能性がある」とし、「イランの長期占領を望まない米トランプ政権の繰り返しの立場とも相反する」と指摘した。
ワシントン・ポスト(WP)は24日、関係者の話を引用し、米国とイランが調整中の最新の了解覚書(MOU)草案に「ホルムズ海峡の通行量を30日以内に戦争前の水準に回復するための措置を講じる」という内容が含まれていると報じた。続けて「その草案は現在イラン側の最終承認を待っており、署名次第イランがホルムズ海峡を再開放し段階的な正常化手続きに入る構造だ」と付け加えた。
ニューヨーク・タイムズ(NYT)もこの日、米政権の高官を引用し、「両国が、正式な核協議開始に向けたMOU締結に、これまでになく近づいている」と伝えた。特に最も大きな進展として挙げられる部分はイランが高濃縮ウランの備蓄分放棄を原則的に受け入れた点だ。報道によると初期の交渉段階でイランは核備蓄物質問題を協議のテーブルに載せること自体に強く反発していたが、米国側が軍事的封鎖や空爆再開の可能性を圧力カードとして提示したことで、最終的に一定部分譲歩したとされる。
両国の交渉妥結が迫っているとの主張の中、トランプ大統領は慎重な態度を見せている。彼は24日、トゥルース・ソーシャルに「まだ交渉は完全に終わっていない」と強調し、「交渉代表団に時間は我々の味方なので急いで合意しないよう指示した」と述べた。
これはトランプ大統領特有の圧力と宥和を同時に出す戦略として解釈される。NYTは「トランプ大統領が交渉妥結の直前まで軍事的圧力を維持することでイランから最大限の譲歩を引き出す一方、米国内の政治スケジュールと絡めて劇的な外交成果を演出しようとする計算もある」と分析した。
トランプ大統領が交渉妥結間近との報道が相次ぐ中でも、核爆弾によって壊滅したイラン船舶を描いたAIの合成画像を公開したことも同じ文脈で見られる。現在専門家たちは、両国の停戦交渉における最終局面の最大の争点として、核物質問題に加え、ホルムズ海峡の統制とイスラエル問題を挙げている。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はトランプ大統領と終戦交渉の条件について話し合い、イラン国内のウラン濃縮施設の解体と核物質の国外搬出まで含む強硬な条件を提示したとされる。しかしこれはイランの強硬派が受け入れがたい要求であるため、今後正式な核交渉の過程で爆弾になる可能性が高い。
ホルムズ海峡の制御に関しても、米国は完全な検証が行われる前にイランに対する「逆封鎖」を解除できないという立場である一方、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)は海峡に対する実質的な制御権と米国による凍結資産の解除を強く要求している。NYTは「ホルムズ海峡の制御権に関する問題のため、詳細な調整が数日続いている」と伝えた。
















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