
「アメリカらしさ」を代表するピザブランドのピザハットが売却される。特に中国国内のピザハット店舗は中国企業に譲渡される。
アメリカの経済専門メディアCNBCは、グローバル外食企業のヤム・ブランズが16日(現地時間)、ピザハットをプライベートエクイティ会社のロングレンジ・キャピタルに15億ドル(約2420億円)で売却すると報じた。また、ピザハットの中国店舗は傘下の中国企業ヤム・チャイナに12億ドル(1,935億2,800万円)で譲渡することが決定された。これはピザハット事業の不振によるものである。
ピザハットは1958年カンザス州で創業し、1970年代には世界的なピザチェーンに成長した。しかし2017年に競合ブランドのドミノ・ピザに首位の座を奪われ、ドアダッシュなどのデリバリーアプリの登場でデリバリーサービスの選択肢が広がり、売上に打撃を受けた。ピザハットは従来の店内飲食やサラダバー重視の方式を改め、デリバリーとテイクアウト中心に転換を図ったが、ここ数年業績回復には至っていない。
現在、ピザハットは108カ国(2025年時点)で2万店以上を展開し、年間売上高128億ドル(約2兆600億円)を記録している。ヤム・ブランズはKFCやタコベルなどを傘下に持つアメリカの外食企業である。1977年にペプシコーラの製造元ペプシコがピザハットを買収し、1997年にこの事業をKFC、タコベルと共に分社化し、2002年にヤム・ブランズとして独立した経緯がある。













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