
米国のドナルド・トランプ大統領が最近、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との電話会談でレバノンに言及し「建物の爆破を中止しろ」と警告したと、17日(現地時間)、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
報道によると、今回の通話は、以前と比べて格段に敵対的な雰囲気で行われたという。トランプ大統領は11日に、ネタニヤフ首相と最後に通話している。両首脳の親交は深いとされている。
通話の内容に詳しい情報筋によると、トランプ大統領はレバノン問題を議論するなかで、ネタニヤフ首相に「なぜ建物を爆破しているのか」「建物の爆破をやめろ」と怒りをあらわにしたという。武装組織ヒズボラを標的にしたイスラエルのレバノンでの軍事作戦の継続に、不満を示したものだ。終戦の了解覚書(MOU)では、米国とイランが、レバノンを含むすべての戦線で軍事作戦を、即時かつ永続的に終結すると宣言していた。
別の通話で、トランプ大統領は1930年代の世界恐慌の時期のハーバート・フーバー元米大統領に言及し、自身はフーバー元大統領のようにはなりたくないと述べたと、情報筋は伝えた。
米国の中間選挙を控え、高い原油価格による物価の急騰のリスクが高まるなか、トランプ大統領は戦争の早期の終結を望んでいるが、イランの政権の交代など、当初の目標を達成できていないネタニヤフ首相は、戦争の継続を望んでいる。
米当局者がこの日のブリーフィングで公開したMOUの全文によると、ホルムズ海峡は速やかに再開放される見込みだという。また、イラン産原油に対する制裁の免除の措置も即時に実施される。核問題やイランへの経済支援といった微妙な問題に関する議論は、その後60日間の後続の交渉で扱われる。
情報筋によると、イスラエルの当局者らは、米国とイランの和平の合意のニュースに驚きを隠せなかったという。イスラエルの高官らは、トランプ大統領が、イランとの合意よりも軍事攻撃のほうに、より傾いていると判断していたという。
ネタニヤフ首相は、トランプ大統領との通話で、イランとの合意に対する不信感をあらわにしたと伝えられている。ネタニヤフ首相は、核兵器に関する条項について「ドナルド、それをどうやって検証するのか」と問いかけたという。別の通話では、過去の前例を引き合いに出し、イランは信頼できないと述べたと、WSJは伝えた。

















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