ウクライナ、クリミアへの海上補給路も攻撃…ロシアのタンカー25隻をドローン攻撃

ウクライナがロシア占領下のクリミア半島へつながる陸上補給路に続き、海上補給路への攻撃も強化し、ロシアの軍需・燃料補給網への圧力を強めている。
英BBCなどによると、ウクライナ無人システム軍のロベルト・ブロウディ司令官は9日(現地時間)「6日から9日までの4日間、アゾフ海で少なくとも25隻の船舶をドローンで攻撃し火災を発生させた」と明らかにした。
ウクライナ軍は攻撃を受けた船舶は計36隻に上り、その多くがロシアの影の船団(シャドーフリート)に属する商業タンカーだったと主張している。
ただし、一部の船舶は重複して集計されている可能性があり、被害の正確な規模は独立した形では確認されていない。
今回の攻撃はウクライナ軍が進める物流封鎖作戦の一環で、ロシアが占領するクリミア半島への補給網を遮断することが狙いとみられる。
アゾフ海はケルチ海峡を通じて黒海とつながる内海で、クリミア半島のケルチ港には原油積載施設があり、多くのタンカーが停泊する拠点となっている。
ウクライナは先月、ケルチ港を攻撃したのに続き、今回は航行中のタンカーにまで攻撃対象を拡大した。
BBCは衛星画像の分析として、ケルチ港への攻撃後、この海域に停泊するタンカーの数が目に見えて減少したと報じた。
また、ウクライナ軍は黒海のクリミア半島ヤルタ沖で制裁対象となっているタンカーBLUEを海上ドローンで攻撃する映像も公開した。
映像には、無人水上艇がロシア軍の銃撃を避けながらタンカーへ接近し、船体に衝突する直前で映像が途切れる様子が映っている。
ロシア側も一部攻撃を受けたことを認めた。
ロシア南部ロストフ州のユーリー・スリュサリ知事はアゾフ海北東部のタガンログ湾で8日、空のタンカー2隻が攻撃を受け、翌日まで火災が続いたと明らかにした。
今回の攻撃はウクライナがロシア国内の製油所や石油備蓄施設への長距離ドローン攻撃を続ける中で実施された。
ウクライナは最近、トベリ州、スタブロポリ地方、ロストフ州の石油備蓄施設も相次いで攻撃しており、その影響でモスクワやサンクトペテルブルクを含むロシア各地で燃料不足が深刻化していると伝えられている。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はロシア軍による空爆への対抗措置として製油施設を攻撃するのは正当だとし「ロシア国民も自国政府が戦争を続けている現実を実感すべきだ」と主張した。













コメント1
磯爺
ロシア国内が、それも奥深くまで攻撃を受けたのは史上初だ。プーチンよ、豚(ラブロフ)よ、やられる側の気持ちが分かったか?歴史は繰り返すと言うが、もうロシアは崩壊へ向かいつつある。全く学習能力の皆無な民族で哀れだ。