「民間船を狙った犯罪だ」…船が爆発、“標的の正体”をめぐり真っ向対立

イランのアッバス・アラグチ外相は25日(現地時間)、ウクライナ軍がカスピ海でイランの民間商船を攻撃し、死傷者が出たとする問題を巡り、欧州連合(EU)に「決定的な措置」を取るよう求めた。
イラン外務省によると、アラグチ外相は同日、EUのカヤ・カラス安全保障上級代表と電話会談を行い、最近の中東情勢について協議した。
発表によると、アラグチ外相はウクライナ軍によるイラン商船への攻撃を非難し、EUや国連安全保障理事会、国際社会に対し、この違法行為の実行者と支援勢力を特定し、責任を追及するよう強く求めた。
また、アラグチ外相とカラス氏はホルムズ海峡の情勢についても協議し、地域の緊張緩和に向けては外交的な解決と具体的な行動が急務だとの認識で一致したと明らかにした。
イラン外務省はこれとは別に25日、テヘラン駐在のウクライナ大使を呼び出し、今回の攻撃について「敵対的な犯罪行為」に当たるとして、公式に抗議するとともに非難を伝えたと発表した。

イランはこれに先立ち、ウクライナ軍の攻撃によりカスピ海上のイラン船舶が爆発し、乗組員1人が死亡、1人が負傷したと発表していた。
イラン外務省は、イランはロシアによるウクライナ侵攻に一度も介入していないと強調したうえで、「今回の攻撃は、戦火と安全保障上の不安を危険な形でさらに広い地域へ拡散させる恐れがある」と強調した。
しかし、同日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍がカスピ海で攻撃したのは、イラン関連の軍需品輸送に利用されていたロシア軍艦だったと明らかにした。















コメント0