メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【半導体】韓国のFabless半導体企業が次づぎと米国市場に進出、次なるNVIDIAになり得るか

川田翔平 アクセス  

韓国のファブレス半導体企業が、アメリカなど海外市場に進出し次々と成果を上げて始めている。

ファブレス(Fabless)とは、半導体の研究・開発(R&D)に注力し、生産はアウトソーシングする形で事業を運営することである。世界のAI半導体市場を掌握しているアメリカのNVIDIAが代表的だ。

7日、関連業界によると韓国のASICLAND社は最近、アメリカのPHYTunes社と無線通信用マルチバンド高周波集積回路(RFIC)の供給契約を結んだ。

ASICLAND社がアメリカ市場に進出するのは今回が初めてだ。PHYTunes社は「インドアコネクティビティ(Indoor Connectivity)」分野で強みを持つ企業だ。

無線通信のためには通常、RFIC、ベースバンド、プロセッサーの3つの半導体が必要だ。その中でASICLAND社がPHYTunes社に供給することになったRFICは、アンテナを通じて入ってきた信号からノイズを除去し、微弱な信号を増幅してベースバンドに送る役割を果たす。

ASICLAND社の関係者は、「全世界のファブレス市場の約70%を占めるアメリカへ進出したことは、北米を含む海外市場での事業拡大を加速させる重要な機会になるだろう」とし、「グローバル市場での立場を強化し、さまざまな産業分野での成長を図る」と述べた。

また、SAPIEN半導体社は、グローバルマイクロLEDディスプレイエンジン企業と相補型金属酸化膜半導体(CMOS)バックプレーンの開発契約を結んだ。サピエン半導体社は、マイクロLEDピクセルアレイ駆動チップ(ドライブIC)に注力し、国内外で150件以上の特許を保有している。

CMOSバックプレーンは、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスに適用するマイクロLEDディスプレイエンジンに特化した半導体技術だ。サピエン半導体社は、来年上半期中にオーダーメイド半導体(ASIC)のサンプルを供給し、下半期から関連製品の量産を開始する予定だ。

サピエン半導体社の関係者は、「拡張現実(AR)デバイスを中心にマイクロLEDの需要が増え、それに使われるCMOSバックプレーンも注目を浴びている」と述べ、「今回の契約を通じて開発する製品は、韓国内だけでなく、中国、アメリカなど海外各地に積極的に輸出されるだろう」と話した。

海外市場進出のために、現地法人への投資を強化する事例もある。FADU社は最近、アメリカの子会社EEUM社に約6億3000万ウォン(約7321万円)を追加投資することにした。これにより、EEUM社が推進している「コンピュートエクスプレスリンク(CXL)」半導体事業に勢いをつける計画だ。

EEUM社は、FADU社が昨年アメリカのシリコンバレーに設立した子会社で、CXLスイッチなどのCXLベースの半導体製品を作っている。CXLは、データセンターに入るさまざまな部品間でデータを迅速かつ効率的にやり取りするための次世代標準技術だ。

パドゥの関係者は、「CXLスイッチは、データセンターでグラフィックス処理装置(GPU)やニューラルネットワーク処理装置(NPU)、高帯域幅メモリ(HBM)などさまざまな半導体を接続する核心半導体だ」とし、「CXLスイッチを次世代の主力製品にし、データセンター用半導体市場をリードするだろう」と述べた。

業界関係者は、「かつては小規模なレベルにとどまっていた韓国内のファブレス企業が、最近は国内市場である程度の基盤を築いた後、次々とアメリカなどの海外主要市場に進出し、成果を上げている」と述べた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「殺害計画書と犯行が完全一致!」下見・放火・変装5回...台北無差別襲撃、半年前から周到に準備か
  • 「中国の脅迫には飽きた!」日本、中央アジア5カ国と初の首脳会議…重要鉱物の供給網強化へ
  • 【戦火拡大】ドローンでタンカー攻撃、ミサイルで即報復...米仲介の裏で激化するウクライナ×ロシアの死闘!
  • 日本が核を口にすると「不拡散」…米国が突きつけた”ダブルスタンダード”
  • 「悪い話ばかりではない?」中国人観光客急減で宿泊料が2万円→3,000円台…”観光正常化”は始まった
  • 「すべてプーチンの計画通り?」ロシア経済は想定以上に健在...専門家警告「最大5年さらに戦争可能」

こんな記事も読まれています

  • 多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
  • 「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
  • 発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • 「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
  • 「中国の脅迫には飽きた!」日本、中央アジア5カ国と初の首脳会議…重要鉱物の供給網強化へ
  • 【戦場の珍装備】ドローン対策の“苦肉策”がコレ?ロシア軍の“コンテナ仮装戦車”に世界が失笑
  • 58歳でJリーグ復帰「まだ引退は早い」三浦知良、“還暦現役”へ一直線
  • 【戦火拡大】ドローンでタンカー攻撃、ミサイルで即報復…米仲介の裏で激化するウクライナ×ロシアの死闘!

こんな記事も読まれています

  • 多くが知っているはずのタイヤ空気圧、側面表示が基準にならない構造的理由
  • 「Gクラスがカブリオレ化」北欧で幌と剛性を限界検証、弱点はどこか
  • 発電機や作業機の象徴だった古いエンジン、GMが“常識破壊”でEV時代に引きずり出す
  • 「冬の朝に差が出る」ガソリンとディーゼル、暖房はどちらが有利か
  • 「中国の脅迫には飽きた!」日本、中央アジア5カ国と初の首脳会議…重要鉱物の供給網強化へ
  • 【戦場の珍装備】ドローン対策の“苦肉策”がコレ?ロシア軍の“コンテナ仮装戦車”に世界が失笑
  • 58歳でJリーグ復帰「まだ引退は早い」三浦知良、“還暦現役”へ一直線
  • 【戦火拡大】ドローンでタンカー攻撃、ミサイルで即報復…米仲介の裏で激化するウクライナ×ロシアの死闘!

おすすめニュース

  • 1
    「全員避難?知らんがな」炎上する家に“逆走”した女性、その理由がまさかの“犬優先”だった件

    フォトニュース 

  • 2
    「どうかドアを開けてニャ!」必死にノックする野良ネコ、家に入れてあげたくなる“事情”とは?

    フォトニュース 

  • 3
    「単なるかゆみだと思っていた」50代女性が外陰部と肛門の切除に至った診断

    健康 

  • 4
    「なぜ先に病院へ行かなかった」中国“洗濯機猫”生還動画、無責任批判が噴出

    気になる 

  • 5
    レクサスがLFA・コンセプト正式公開、完全電動で何を“捨てた”のか

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「授乳は違法ではない」米ジョージアのレストランで授乳中の母親に退店を要求、合法行為が問題化した理由

    気になる 

  • 2
    冬になると必ず探される、後悔を減らす装備オプション

    フォトニュース 

  • 3
    「人間より礼儀正しい」里親が決まった保護犬、去る前に職員全員へ“順番に挨拶”

    フォトニュース 

  • 4
    今年の教師の称号はどこへ、米国中学校で13歳殴打事件

    気になる 

  • 5
    「雪道は危険」の常識が崩れた、EVに隠されていた切り札

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]