メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「韓国自動車産業が危機?」市場縮小2年連続、政策支援の必要性を訴える

佐藤美穂 アクセス  

韓国自動車工業会「韓国市場、2年連続縮小…支援が必要」

昨年、世界の電動車市場では中国市場と中国企業の成長が際立った。

韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)が28日に発表した「2024年世界電動車市場の現況」に関する報告書によると、電動車には純電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)が含まれる。昨年の中国市場での販売台数は前年比48.3%増の1,079万台に達し、世界全体の66.4%を占めた。

KAMAは中国政府が老朽化した車両の買い替えを促進する補助金制度を導入するなど、インセンティブを強化したことが市場拡大に寄与したと分析した。また、中国メーカーのPHEV販売が大幅に増加し、地場ブランドの市場シェアは82.3%に達したという。

一方、欧州と米国市場では成長の鈍化が見られた。

欧州市場(EU、EFTA、英国を含む)の電動車販売台数は前年比2.1%減の294万5,000台で、世界販売に占める割合は3.8ポイント減の18.0%となった。

米国市場では前年比6.9%増の156万2,000台を記録し、世界市場シェアは9.6%となったが、成長率は鈍化している。

メーカー別では、中国のBYD(ビー・ワイ・ディー)の成長が目立った。同社は前年比43.9%増の447万8,000台を販売し、世界販売首位に立った。2位は米国のテスラで198万8,000台だったが、前年比5.4%減となった。

吉利(ジーリー)グループは56.5%増の135万5,000台を記録し、フォルクスワーゲングループ(96万6,000台)を抜いて3位に浮上した。奇瑞(チューリー)汽車は前年比321.7%増の急成長を遂げ、7位(52万5,000台)に入った。

韓国の現代自動車グループは3.2%減の49万台で、前年と同様に10位を維持した。

KAMAは「ドナルド・トランプ大統領による電気自動車義務化撤廃の示唆や、主要国の炭素排出目標緩和要求により、市場見通しの不確実性が高まっている」と指摘。また、「トヨタ、GM、メルセデス・ベンツなどの主要メーカーはBEV販売目標の調整や計画の延期を行うなど、電動化戦略を見直している」との見方も示した。

さらに、「韓国市場は昨年、主要国の中で唯一販売台数が減少し、2年連続の縮小となった」とし、「電気自動車の補助金継続や充電料金割引特例の一時的復活、通行料減免の維持など、安定した政策支援が必要だ」と提言した。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • 「アップルへの忠誠心テストか?」高すぎる“iPhoneポケット”に世界中のユーザー激怒!
  • 「クピャンスク完全制圧!」ゲラシモフ参謀総長がプーチンに勝利報告 東部戦線でロシア“圧倒的猛攻”
  • 「ラップで日本を威嚇?」中国軍、福建艦・実弾射撃動画公開、「火遊びは自滅」と警告!
  • 「日中対立、長期消耗戦に突入か」...中国、クルーズ船の日本上陸拒否、レアアース規制も強化!

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • LE SSERAFIM、東京ドーム公演で見せた圧巻ステージと記録更新の快進撃…8万人を熱狂させた200分
  • Wanna One出身ユン・ジソン主演!禁断の再会から始まる激しいBLロマンス『雷雲と雨風』

こんな記事も読まれています

  • 78cmの“正体不明プレート”、カイエンの下で何が起きているのか
  • 「中国車、アメリカ産業を脅かす」、フォードCEOが“崩壊リスク”を警鐘
  • 省燃費のはずが… ECOモードで生じる“思わぬ異変”
  • 高油価に“最後の砦”、時速60〜80kmで燃費が激変
  • 「米国まで協力!?」ロシア、中国依存脱却へ本格始動…レアアース覇権争いに参戦
  • 「集団安全保障の名の下に!」イランとロシア、核協議で“強固な連携”を確認
  • LE SSERAFIM、東京ドーム公演で見せた圧巻ステージと記録更新の快進撃…8万人を熱狂させた200分
  • Wanna One出身ユン・ジソン主演!禁断の再会から始まる激しいBLロマンス『雷雲と雨風』

おすすめニュース

  • 1
    「しみるねぇ〜」床暖房をつけたら、うちの子たち…床でとろけてしまった!

    フォトニュース 

  • 2
    総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?

    フォトニュース 

  • 3
    中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ

    フォトニュース 

  • 4
    「お願いだから、私を連れて行って」...捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”

    フォトニュース 

  • 5
    「危険チャレンジでまた犠牲者」…“ハンバーガー丸のみ”した20代男性が重体!脳死の可能性も

    トレンド 

話題

  • 1
    「4割が止まらない」信号なし横断歩道の現実…広島で改善も、“歩行者の恐怖”は続く

    フォトニュース 

  • 2
    「歩道橋に人間がぶら下がっている!」英歌手が“自殺寸前の男性”を20秒で救出、ネットで称賛の嵐

    トレンド 

  • 3
    「売春やめれば1万ユーロ」、46歳年下エスコートに溺れ巨額被害

    トレンド 

  • 4
    「ぼくを連れて行って…」リポーターに思いきり抱きついた保護犬、その後の物語は?

    トレンド 

  • 5
    「世界最大級の東電原発・柏崎刈羽6号機が再稼働へ」…福島事故後初の復活に新潟知事が容認方針を固める

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]