メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「上場できない暗号資産」パイコインの未来に赤信号!パイネットワークの抱える深刻リスクとは

梶原圭介 アクセス  

パイネットワーク(Pi Network)が発行する暗号資産パイコイン(PI)の価格は、大手取引所バイナンスへの上場が実現しておらず、7日午後4時(日本時間)時点で0.58ドル(約83円)にとどまっている。

市場全体が弱気相場にある中で、パイコインは反発の機会を掴めず、取引量も減少傾向にある。現在の価格はパイコインの価格は下落圧力の中で一定のレンジ内で推移し、停滞状態が続いている。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

仮想通貨メディア「コインゲイプ」などの報告によると、バイナンス未上場の背景には、単なるタイミングの問題ではなく、より構造的な要因が複数重なっているという見方がある。

最大の要因は、パイネットワークにおける中央集権的な構造だ。

ブロックチェーン分析プラットフォーム「パイスキャン(PiScan)」によると、パイコインの総発行量1,000億枚のうち、670億枚以上がパイネットワークの中核開発チームの3つのウォレットアドレスに集中している。これは発行総数の半分を大きく超えており、価格操作のリスクが懸念されている。取引所にとっては、単一主体による大量保有が価格操作につながる可能性があり、リスク要因と見なされている。

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ

第二の要因はパイコインの実用性の欠如である。

昨年2月末の正式リリース以降も、実際の用途が限られており、需要が十分に形成されていない。明確な使用先がないため、価格変動性が高く、投資家は実質的な損失を被っている。これはバイナンスが上場の可否を判断する際の重要な評価基準の一つとなり得る。実用的な使用例が不足している資産は、長期的に取引所の信頼性にも影響を及ぼす可能性があるためだ。

第三の要因は流動性不足だ。

現在、パイコインが上場している取引所では、取引量が上位30の暗号資産の中でも最下位水準にある。流動性の低い資産は大口取引による価格急変リスクが高まり、大手取引所にとってはリスクが高いと判断される。これはバイナンスがパイコインを上場しない理由として十分に説得力のある背景だ。

専門家らは、「パイコインの将来はバイナンス上場に向けた構造的な問題の解決にかかっている」という。その上で中央集権構造の改善、実用的な用途の確保、そして取引量の安定的な増加への取り組みが同時に必要だ。このままの状態が続けば、現在の価格停滞と主要取引所からの敬遠が長期化する可能性もあると懸念されている。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[経済・株式] ランキング

  • 中国の製造業が8か月連続で縮小…非製造業までマイナスに転じ、“景気の失速”が一段と鮮明に
  • 「マイクロン、広島に1.5兆円投資」AI向け次世代HBMの生産拠点を強化
  • テスラAI人材が一気に流出…Optimus開発者まで奪った「Sunday Robotics」の動きがただ事じゃない
  • 「急増から急減へ」――中国工業利益“5.5%減少”が示す内需不振と“構造弱体化”の深刻度
  • 「頭おかしいのか!」社員に怒鳴りつけたジェンスン・フアンCEO
  • 川崎重工、「世界初の商用液化水素基地」を着工…“水素供給網の中核施設”として期待

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

こんな記事も読まれています

  • 「踏んでも止まらない」制動が突然消える“見えない死角”に、専門家が示した不安
  • 「なぜDだけが消えた?」メルセデスが30年守り続けた封印の理由、CとEの間に隠された戦略とは
  • EVの核機能ワンペダル、便利さの裏で“誤操作急発進”が世界で問題化
  • 「鍵なしで高級車が奪われた」カリフォルニアに新型犯罪が急拡大、スマートキー電波が狙われている
  • ウクライナの“ドローン覇権”が崩壊!ロシア特殊部隊「ルビコン」登場で戦局が一変
  • ついに“ドローン母艦”誕生!小型自爆機を空中投下する時代、トルコが世界を一歩リード
  • 「全員殺害でOK」ヘグセス長官の一言で生存者2人も即ターゲット、米軍の判断が軽すぎる
  • 領土問題は触れた瞬間に行き止まり? 米ウクライナ協議、やっぱり“何も決まらず”

おすすめニュース

  • 1
    “反トランプ御用メディア”が歓喜?支持率36%で「大統領失速」大合唱の茶番劇

    ニュース 

  • 2
    旅行バッグから発見された「ビューティー系インフルエンサーの遺体」…犯人は“元恋人”だった

    トレンド 

  • 3
    「私、子宮が2つ」…“二股でも不倫じゃない”と語った英モデルの告白

    トレンド 

  • 4
    「君はどこから来たの?」うちのニャンコの出身地は…まさかの“北アフリカにゃ!”

    トレンド 

  • 5
    米国、「第三世界移民」を完全封鎖!亡命申請も即時停止で“入国の扉”閉ざす

    ニュース 

話題

  • 1
    【惨劇】隣家のピットブル3匹を世話していた23歳女子大生、襲われ死亡…「普段はよく懐いていたのに」

    トレンド 

  • 2
    「今週のメディア犯罪者はこれだ!」トランプ氏、政権批判メディアを“名指し糾弾”する専用サイト開設

    ニュース 

  • 3
    【衝撃】ゼレンスキー最側近、“汚職疑惑”で電撃辞任!米国主導の“終戦案”に重大な影響か

    ニュース 

  • 4
    「NATO加盟と核配備は不可欠だ!」次期ウクライナ大統領候補のザルジニー氏、終戦後の「政治改革」を強調

    ニュース 

  • 5
    「iPad mini、別物へ進化」OLED・完全防水・新型チップで“大変身”か!

    IT・テック 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]