
金と銀の価格が連日、過去最高水準を更新する中、ビットコインから金へと資金を移すべき時期に来ているとの見方が強まっている。12月28日(現地時間)、「ヤフー・ファイナンス」が報じた。
12月26日、ニューヨーク商品取引所では、金先物価格が1オンス=4,550ドル(約70万4,000円)を突破し、史上最高値に迫った。銀価格も1オンス=75ドル(約1万1,600円)を超え、年初来で150パーセントの上昇率を記録している。プラチナや銅も年初から相次いで過去最高値を更新した。
一方、暗号資産市場は全般的に軟調が続いている。ビットコインは年初来で約6パーセント下落しており、イーサリアムも約12パーセントの下落が見込まれている。
米投資会社ナベリアー・アンド・アソシエイツの創業者であるルイス・ナベリアー氏は最近、金価格が約70パーセント上昇する一方で、多くの暗号資産が下落している現状こそ、投資家が金へと移行すべきタイミングであると述べた。金市場の利点として、中央銀行による継続的な購入や相対的に低い価格変動、流動性の改善を挙げている。
代表的な暗号資産批判論者であり、金強気派として知られるピーター・シフ氏も、SNSのX(旧ツイッター)への投稿で、ハイテク株や金、銀が上昇してもビットコインが上がらないのであれば、今後も上昇することはないと主張した。
暗号資産市場は年末時点でマイナスのリターンを記録する可能性が指摘されている。ビットコインは3か月連続の下落を回避しようと苦戦している。世界最大の暗号資産であるビットコインは、規制環境の改善やウォール街での採用拡大にもかかわらず、2014年以来初めて株式市場と逆行する動きを見せた。
ビットコインは、長期保有者による売却が進み価格回復に苦戦した上、強制清算の影響も重なり、10月の高値である12万6,000ドル(約1,950万円)近辺から、12月26日には8万7,000ドル(約1,350万円)をやや上回る水準まで、約30パーセント下落している。
米調査会社ファンドストラットのショーン・ファレル氏は、最近のビットコインの動きは驚くべきものではないと指摘した。いわゆる「サンタラリー」は、年末を前に投資家が損失資産を整理し、収益資産を買い増す過程で生じることが多いとした上で、長期ポートフォリオへの組み入れが続くことから、2026年1月には価格が反発する可能性が高いと分析している。
一方、ウォール街の戦略家らはビットコインの目標価格を相次いで引き下げている。スタンダード・チャータード銀行は最近、年末の目標価格を従来の20万ドル(約3,100万円)から10万ドル(約1,550万円)へ、2026年の目標についても15万ドル(約2,320万円)へと大幅に下方修正した。
















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