メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

トランプ大統領とゼレンスキー大統領が首脳会談、ウクライナ戦争終結と経済協力を議論

梶原圭介 アクセス  

引用:ロイター
引用:ロイター

米国のドナルド・トランプ元大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が首脳会談を行い、ウクライナ戦争の終結や両国間の経済協力について交渉する予定だ。トランプ大統領が打ち出した「終戦交渉」が今回の首脳会談を機に重要な局面に入ると見られている。

トランプ大統領は27日(現地時間)、ホワイトハウスで行われたイギリスのキア・スターマー首相との会談後の記者会見で、ゼレンスキー大統領との会談が28日の午前11時に行われると述べ、「非常に良い会談になるだろう」と語った。今回の会談はトランプ政権2期目の発足以来、両首脳の初の対面会談となる。

終戦交渉は、12日にトランプ大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談したことを機に本格化された。この会談は反ロシア陣営内の初の意見集約を締めくくる意味を持つ。

トランプ政権は終戦交渉の開始にあたり、ロシアが2014年以降に占拠したウクライナ領土について、事実上「完全なる原状回復は不可能」との立場を示した。またウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は認められないとの見解も表明した。ウクライナと欧州を除外し、ロシアとの高官級対話(18日、サウジアラビア)に先んじて臨んだことで、ウクライナと欧州の反発を招いた。

トランプ大統領にとって、フランスとイギリスに続くウクライナ首脳との会談はウクライナと欧州の「パッシング」懸念を和らげ、プーチン大統領と駆け引きを行う終戦交渉案の骨格を作る外交舞台となる。

トランプ大統領は戦争当事国の首脳であるゼレンスキー大統領との協議を通じて、反ロシア陣営の「レッドライン」(譲れない一線)を確認することになると予想される。首脳会談の際にトランプ大統領とゼレンスキー大統領が署名する「鉱物協定」に、安全保障や経済に関する両国の利益のバランスが反映されているかどうかに注目が集まっている。

スコット・ベッセント米財務長官は27日のメディアインタビューで、この協定を「経済枠組み協定」(economic framework agreement)と呼び、「鉱物、石油、ガス、インフラ資産を対象とする」と明かした上で、すでにウクライナ政府が協定内容を承認したと述べた。協定にはウクライナの希土類などの鉱物資源を米国とウクライナが共同開発し、その後両国の共同基金に再投資する内容が含まれるとされる。

安全保障に関しては「持続可能な平和構築に必要な安全保障を得るためのウクライナの努力を(米国が)支持する」という文言が盛り込まれると海外メディアは報じている。ウクライナの安全保障は米国ではなく欧州が担うべきであり、米国の労働者が鉱物の共同開発のためにウクライナに入ること自体が安全保障の保証になるというトランプ大統領の立場が反映されると見られている。

梶原圭介
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「中国に逆らった代償は重かった」ジミー・ライ氏有罪、民主党解散…”消え去る香港民主”
  • 「大麻に宣戦布告したはずが…」トランプ政権が一転、“大麻規制”大幅緩和へ!合法化に現実味
  • 「ウォール街、来年の投資戦略!」ビッグテック株に見切り、“中小型・景気敏感株”へ大移動か
  • 「米国は傍観者に転じた」メルツ独首相、ロシアの脅威に“欧州の力”で対峙を強調
  • 「人間の経験と勘は不要?」20年分の“味覚データ”を学習したAIが“ビール設計”、ついに量産段階へ!
  • 「裏切った米国、寄り添ったフィリピン」比、中国のレーザー挑発に“深い懸念”…明暗が分かれた対応

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 「飢えた飼い犬が2歳女児を殺害」…米で起きた最悪の家庭内悲劇!両親に“第1級殺人”容疑
  • 「裏切った米国、寄り添ったフィリピン」比、中国のレーザー挑発に“深い懸念”…明暗が分かれた対応
  • 「中国直送の化粧品・玩具は危険!」EU、取り締まり権限拡大で中国ECに“本気の締め付け”
  • 「ここまでしないと服も買えないのか」中国で拡散する女性の“土下座動画”が突きつけた現実

こんな記事も読まれています

  • 今のテスラが中国EVを手本にしていた?元幹部証言で見えた開発の裏側
  • EV総量とほぼ同数、マスタングが追いついたフォード販売の異変
  • SF映画のような金色ボディと低い地上高、テスラ「ロボバン」映像が再拡散した理由
  • 「テスラの弱点解消?」運転者のための物理ボタンが突然現れた
  • 「飢えた飼い犬が2歳女児を殺害」…米で起きた最悪の家庭内悲劇!両親に“第1級殺人”容疑
  • 「裏切った米国、寄り添ったフィリピン」比、中国のレーザー挑発に“深い懸念”…明暗が分かれた対応
  • 「中国直送の化粧品・玩具は危険!」EU、取り締まり権限拡大で中国ECに“本気の締め付け”
  • 「ここまでしないと服も買えないのか」中国で拡散する女性の“土下座動画”が突きつけた現実

おすすめニュース

  • 1
    飲酒事故で服役中の歌手キム・ホジュン、突然浮上した“舞台復帰説”に事務所が即否定

    エンタメ 

  • 2
    31公演で130万枚、興収1億8,570万ドル Stray Kidsが打ち立てた記録…11会場でK-POPアーティスト初公演

    エンタメ 

  • 3
    親交説を否定したリーダー、10年以上の関係を示唆されたメンバーは無言…「注射おばさん」波紋の行方

    エンタメ 

  • 4
    「週13本をこなした全盛期の裏側で…」忙しさが生んだ後輩との距離感、悔いの残るエピソードを告白

    エンタメ 

  • 5
    資産10億から一夜で転落…転倒事故をきっかけに人生が一変した71歳のベテラン歌手、波乱万丈な人生を告白

    エンタメ 

話題

  • 1
    EXO、冬の定番を継ぐ新曲「I'm Home」を電撃予告…「The First Snow」の感動再び?

    エンタメ 

  • 2
    「スキンケアのため訪問しただけ」SHINeeリーダー、“注射おばさん”との親交説疑惑に釈明

    エンタメ 

  • 3
    「まだAIだと思ってる?」人気俳優イ・イギョンの暴露者が新たな投稿、DM動画公開で波紋拡大

    エンタメ 

  • 4
    純白ドレスが話題に…大人気バンドQWER・チョダン、受賞の感動と母の誕生日を重ねた近況ショット公開

    エンタメ 

  • 5
    44歳で第2子に挑戦…流産・移植を経たタレントが語るリアル妊娠事情 豊胸手術も考えた?

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]