メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

米国「仲介撤退」発言にロシアが即「30時間停戦」発表…ウクライナは延長を逆提案

平野大地 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

米国が終戦仲介から手を引くと警告してからわずか1日後、ロシアは一方的に「30時間の停戦」カードを切った。ウクライナは、ロシアが米国の停戦仲介を無視していると強調し、停戦のさらなる延長を提案した。

AP通信、AFP通信、タス通信などは、19日(現地時間)、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がクレムリンでワレリー・ゲラシモフ露軍参謀総長と会談中、「ロシアは(モスクワ時間で)本日18時から21日0時まで復活祭の停戦を宣言する」と述べたと報道した。

プーチン大統領は「ウクライナ側も我々の例に倣うことを期待する」とし、「同時に我が軍は停戦違反や敵の挑発、いかなる形の攻撃的行動にも対応できるよう備えておく必要がある」と付け加えた。

ドナルド・トランプ米政権の「警告」からわずか1日後にプーチン大統領の停戦命令が出された。先月、米国の仲介によりウクライナとロシアが「部分的停戦」に原則合意したが、ロシアが次々と前提条件を要求し、事実上部分的停戦を履行していないことに対するウクライナと欧州の不満が高まっている状況下での動きでもある。

トランプ大統領は前日、記者団との質疑応答で「両当事国(ロシアとウクライナ)のいずれかが状況を非常に困難にするなら、我々は『君は愚か者だ。我々は(これ以上の仲介努力を)辞退する』と言うだろう」と述べた。そして「しかし、我々はそうする必要がないことを願っている。我々は(戦争の)終結を望んでいる」と強調した。

マルコ・ルビオ米国務長官も同日、フランス・パリで欧州、ウクライナと会談後、平和交渉に進展がなければ米国が仲介役から手を引く可能性があるとし、ロシアとウクライナの双方に圧力をかけた。

米国務省のタミー・ブルース報道官は当時のパリ会談の結果を肯定的に評価し、「すべての当事者が和解に達することを約束すれば、平和が可能であることを示している」と述べた。ブルース報道官はさらに「今、文明世界はロシアが本当に真剣かどうかを注視している」と強調した。

ウクライナが何度も停戦履行の意思を表明していることを考慮すると、結局のところ停戦履行を渋っていたロシアが米国側の相次ぐ警告的発言に負担を感じたのではないかとの分析が提起されている。米国が態度を変えれば、終戦交渉を機に西側制裁の解除を目指すロシアの努力が水泡に帰す可能性がある。

ウクライナはプーチン大統領の発表に懐疑的な反応を示し、停戦延長を逆提案した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、プーチン大統領が発表した停戦開始後の当日午後、X(旧ツイッター)への投稿で「完全な停戦が維持されるなら、ウクライナは停戦を復活祭の20日以降まで延長することを提案する」と明らかにした。

ゼレンスキー大統領は「30時間は見出しを飾るには十分かもしれないが、真の信頼醸成措置としては不十分だ」とし、「30日こそが平和を試みる機会だ」と強調した。これは米国の仲介案の履行を改めて促したものだ。

ゼレンスキー大統領は「現在の総司令官の報告によれば、ロシアの攻撃作戦は一部の戦線で続いており、砲撃も止まっていない」と主張した。また「ロシアは完全かつ無条件の30日間停戦提案に39日間応じていない。米国がこの提案を行い、ウクライナは肯定的に応じたが、ロシアはこれを無視した」と指摘した。

そして「ロシアが今になって突然、完全かつ無条件の停戦に真剣に関与する準備ができていると言うなら、ウクライナはロシアの行動に応じて同様に行動する」とし、「沈黙には沈黙で、攻撃には防御で対応する」と強調した。

平野大地
CP-2023-0235@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[国際・政治] ランキング

  • 米の“50%制裁”直撃のインド、プーチンを迎えた本当の理由
  • マクロン「米国はウクライナを裏切りかねない」欧州首脳が恐れた“決定的瞬間”
  • 「900億ユーロでロシアを締め上げ!」EU、凍結ロシア資産“没収”し、ウクライナへ支援強行
  • 「救助ではなく2次攻撃だった」米軍作戦に新証言、戦争犯罪論争が加速
  • 「1,000万人犠牲の戦争に終止符」トランプ氏が和平署名を強行、米国の真の狙いは資源確保か
  • プーチンが“暗殺作戦”を承認、英報告書が断定!ノビチョク事件の真相が動き出す

こんな記事も読まれています

  • 「静寂が崩れ落ちた」ミシュラン高級タイヤで吸音材が連続脱落、EVオーナーの怒りが爆発
  • 「誰が勝てないと言った?」V8を直線加速でねじ伏せた“4気筒”の5モデル
  • 【冬の寒波警報】知らぬ間に奪われる“車の体力”、始動不能を呼ぶ3つの兆候
  • 「始動直後に暖房を入れる習慣」冬のエンジンを急速に傷める危険な実態
  • EU、Metaに独禁法の矢、WhatsApp AI導入めぐり本格調査へ、米国との緊張再燃
  • 失業保険“22年ぶり低水準”の衝撃、だが市場は「信じるな」と警戒
  • がん患者役のため37kgまで減量した女優、実際のがん闘病経験者と対面「抱きしめていい?」
  • プーチン「どんな手段でもドンバスを奪う」休戦協議は急冷か

こんな記事も読まれています

  • 「静寂が崩れ落ちた」ミシュラン高級タイヤで吸音材が連続脱落、EVオーナーの怒りが爆発
  • 「誰が勝てないと言った?」V8を直線加速でねじ伏せた“4気筒”の5モデル
  • 【冬の寒波警報】知らぬ間に奪われる“車の体力”、始動不能を呼ぶ3つの兆候
  • 「始動直後に暖房を入れる習慣」冬のエンジンを急速に傷める危険な実態
  • EU、Metaに独禁法の矢、WhatsApp AI導入めぐり本格調査へ、米国との緊張再燃
  • 失業保険“22年ぶり低水準”の衝撃、だが市場は「信じるな」と警戒
  • がん患者役のため37kgまで減量した女優、実際のがん闘病経験者と対面「抱きしめていい?」
  • プーチン「どんな手段でもドンバスを奪う」休戦協議は急冷か

おすすめニュース

  • 1
    40〜60代の“謎の倦怠感”、犯人はバターだった?専門家が示す共通点

    フォトニュース 

  • 2
    「邪悪で吐き気がする」サブリナ・カーペンターがホワイトハウスのSNS投稿に激怒?

    エンタメ 

  • 3
    ILLITの新章が始まった…新曲「NOT CUTE ANYMORE」累計1,000万再生突破!

    エンタメ 

  • 4
    SHIHO、夫・秋山成勲と“2か月会えず”…結婚10年目の喧嘩期と距離の取り方を語る

    エンタメ 

  • 5
    「可愛すぎてオファー殺到」有名タレントの娘、14カ月で大手家電広告デビュー

    エンタメ 

話題

  • 1
    K-POP唯一の出演!LE SSERAFIM、米“最大級の年越し番組でニューヨークの夜を彩る

    エンタメ 

  • 2
    「ここが世界一安心するんだよにゃ…」子猫の“お腹見せ寝落ち”が世界をとろけた

    フォトニュース 

  • 3
    クリスタル、姉ジェシカ激怒の“ブランドバッグ事件”を初告白!16年分のファッション秘話も

    エンタメ 

  • 4
    56歳とは思えない…ヌードトーンの“攻めのステージ衣装”で登場したポップスタ ジェニファー・ロペス

    エンタメ 

  • 5
    「私、まだいける?」女優イェ・ジウォン、路上で番号を聞かれたエピソードにスタジオ騒然

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]