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地震で大揺れの中、生放送を貫いた31歳女性キャスターの「使命感」に称賛の声!

望月博樹 アクセス  

引用:CNN Türk
引用:CNN Türk

トルコ・イスタンブール近海でマグニチュード6.2の地震が発生し、現地住民が恐怖に包まれた。しかし、生放送中に激しく揺れるスタジオの中でも、女性キャスターはニュースの進行を止めることなく続けた。

23日(現地時間)午後12時49分頃、トルコ・イスタンブール近海でマグニチュード6.2の地震が発生した。この地震の様子は、生放送中のニューススタジオにもはっきりと映し出された。

CNNトルコ(CNN Türk)でニュースを進行していたメルテム・ボズベオール氏(31)は、生放送中に突然の揺れを感じ、「地震です。非常に強い地震が発生しました。本当に強い地震です」と視聴者に伝えた。

強い揺れに驚いた表情を隠せなかった彼女だったが、その場を離れず、冷静にニュースを続けるプロフェッショナルな姿に多くの人々が驚かされた。

揺れが収まった後、彼女は同僚に「母に電話してくれない?」と頼んだ。

その後ボズベオール氏は、「実はスタジオが入っている建物はとても安全だと分かっている。でも、そんな安全な建物でもあれだけ揺れたのなら、イスタンブール全体が大きく揺れたということで、母も無事ではないかもしれないと思った」と当時の心情を語った。

さらに「母に電話したら、泣いていた。感情がとても高ぶっていた」と付け加えた。

彼女の母チュレイ・ボズベオール氏は、「うちの娘はちょっと違うの。私のことをすごく心配する子。私はその時、娘の飼い猫を守ろうと必死だった。娘がいる建物は知っていて、しっかりした建物だから娘のことは心配していなかった」と語った。

トルコ災害緊急事態管理庁(AFAD)によると、今回の地震は23日午後12時39分、都市の西約70kmに位置するシリヴリ近くのマルマラ海で発生した。震源の深さは10kmと比較的浅かった。

本震に続き、マグニチュード4.4〜4.9の余震が3回発生し、ブルガリアのソフィアでも揺れが感じられたという。

この地震で151人が負傷し病院に搬送されたが、いずれも命に別状はないと伝えられている。

なお、トルコは地質学的に北アナトリア断層帯と東アナトリア断層帯が交差する地点に位置し、地震の発生頻度が高いことで知られている。

特にイスタンブールは北アナトリア断層帯の近くにあり、大地震のリスクが常に存在する地域だ。

2023年2月にはマグニチュード7.8と7.5の二度の大地震が発生し、約5万人が命を落とした。今回の地震の報道を受け、現地住民の不安が再び高まっている。

望月博樹
editor@kangnamtimes.com

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