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「秘密裏派兵」金正恩、ついに認めた!ロシアと事実上の軍事同盟、有事には即時参戦か

荒巻俊 アクセス  

引用:Newsis
引用:Newsis

北朝鮮の金正恩国務委員長が、ウクライナ戦争への派兵を初めて公式に認めた。これは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が北朝鮮軍の派兵を初めて認めた数日後に、北朝鮮も追随する形で発表したものだ。

来月9日の戦勝記念日80周年式典に金委員長がモスクワを訪問する可能性が取り沙汰される中、両国が軍事同盟関係を改めて確認した。北朝鮮とロシアはウクライナ侵攻以降、2023年9月と昨年6月の首脳会談および北朝鮮の派兵等を機に、軍事同盟関係を誇示してきた。

28日、朝鮮中央通信によると、北朝鮮は北ロ条約第4条に基づき、一方が戦争状態にある場合、あらゆる手段で軍事的及びその他の援助を提供する「自動軍事介入」に従い、ロシアに派兵したと明らかにした。

党中央軍事委員会は声明で、「ロシア連邦に対するウクライナ当局の冒険的な武力侵攻を撃退するためのクルスク地域解放作戦が勝利裏に終結した」とし、北朝鮮軍部隊が国家元首の命令に従いクルスク地域に参戦したと伝えた。

さらに、「金正恩同志は、現在の戦況が朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦間で締結された包括的戦略的パートナーシップ条約の第4条発動に該当するとの分析と判断に基づき、我が軍の参戦を決定しロシア側に通知した」とし、今回の派兵が金委員長の決定に基づくものであることを強調した。

北ロ条約第4条は、「いずれか一方が個別の国家または複数の国家から武力侵攻を受け戦争状態に陥った場合、他方は国連憲章第51条及び朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦の法に基づき、遅滞なく自国のあらゆる手段で軍事的、その他の援助を提供する」と規定し、有事の際の自動軍事介入を明示している。

また、金委員長は「我が首都には間もなく戦闘偉勲碑が建設される」とし、「犠牲となった軍人たちの墓前には祖国と人民からの永遠の祈りを込めた花束が捧げられるだろう」とも述べたという。今回の派兵で多数の北朝鮮軍の犠牲者が出たことが確認された。

一方、ロシアも26日、北朝鮮軍がウクライナ戦争で重要な任務を遂行したことを初めて認めた。タス通信によると、プーチン大統領は、ビデオ会議でワレリー・ゲラシモフ参謀総長からクルスク解放作戦完了の報告を受ける際、北朝鮮の派兵を初めて認めたという。

ゲラシモフ参謀総長は「朝鮮民主主義人民共和国軍がクルスク解放に参加したことを特筆したい」とし、「北朝鮮軍が『包括的戦略的パートナーシップ条約』に基づきウクライナ軍撃破に重要な貢献をした」と強調した。

さらに、ゲラシモフ参謀総長は「北朝鮮の軍人と将校らはウクライナの攻撃を撃退する中、ロシア軍と肩を並べて戦闘任務を遂行し、高い専門性と回復力、勇気、英雄的行動を示した」と高く評価した。

一方、マルコ・ルビオ米国務長官は27日(現地時間)、ウクライナ戦争終結に向けた米国の交渉仲介について「今週は我々がこの努力を継続するか、他の問題に集中するかを決定する極めて重要な週となるだろう」と述べた。ルビオ長官はこの日のNBCニュースとのインタビューで「努力が実を結ばなければ、時間と資源を引き続き投入することはできない」と語った。

この発言は、ドナルド・トランプ大統領がフランシスコ教皇の葬儀ミサを機に、現地でウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した直後に出たものだ。平和協定仲介に乗り出した後、一貫してロシア寄りの立場を取っていたトランプ大統領は最近、ロシアのキーウ空爆に関連してプーチン大統領を批判し、ロシアへの圧力を強めている。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

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