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2025年07月23日水曜日
ホームニュースプーチンにゼレンスキーが「直接会談」を打診、トルコで第3回停戦交渉へ向けた異例の動きが始まった

プーチンにゼレンスキーが「直接会談」を打診、トルコで第3回停戦交渉へ向けた異例の動きが始まった

引用:ニューシス
引用:ニューシス

ロシアとウクライナの第3回停戦交渉が7月24日から25日にかけて行われる見通しであると、タス通信が21日(現地時間)、関係筋の話として伝えた。

ニューシスによれば、ある関係者は「両国が7月24日から25日の会談に合意している」と明かした。さらに、別の関係筋は今回の第3回交渉も前回同様にトルコ・イスタンブールで開催される見込みだと述べた。

また、別の情報筋は、ウクライナ側が今週中に新たな会談の開催を提案したことを確認したという。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日、テレグラムに投稿した動画演説で、自国交渉団の代表である国家安全保障・国防会議(NSDC)のルステム・ウメロフ国防相がロシア側に会談を提案したと明らかにした。そのうえで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領との直接会談に応じる用意があることを改めて表明している。

ロシアはこれまでウクライナへの軍事行動を継続する一方で、会談日程についてはウクライナ側からの提案を待つ姿勢を示してきた。

こうした中で、ウクライナが日程を提示すると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は「プーチン大統領はできるだけ早く平和的な解決を実現したいと考えている」と述べた。一方で、「我々にとって最も重要なのは軍事的目標の達成だ」とも強調している。

ドナルド・トランプ米大統領は14日、ロシアに対し「50日間の最後通告」を突きつけ、この期間内に停戦や和解が実現しなければ、ロシアのみならず貿易相手国に対しても最大100%の関税(第2次制裁)を課すと警告した。

第2次制裁の対象としては、ロシアの原油輸出の約8割を輸入している中国、インド、ブラジルが含まれている。

これまでロシアとウクライナは5月16日と6月2日の2回にわたり交渉を行ってきたが、捕虜や戦死者の交換にとどまり、領土問題など本質的な争点では依然として隔たりが埋まっていない。

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