パキスタン警察署で爆発　危険物管理の甘さか、老朽爆薬が招いた惨事…テロ関与の可能性も、揺らぐ治安への不安

パキスタン北西部ハイバル・パフトゥンハー州で2日（現地時間）、爆発事故が発生し、警察官1人が死亡、2人が重傷を負ったとパキスタン政府が明らかにした。

海外メディアの報道によると、今回の爆発は州都ペシャーワル市内の警察署内にある爆薬保管庫の古い爆発物が爆発したことが原因だと報じている。ミアン・サイード・アフマド警察署長が声明で述べた。

火災が発生し、炎が他の爆薬にも燃え広がり、連鎖的な爆発が発生したと警察は説明している。 また、警察部隊と救助隊が現場に急行し、負傷者を近隣の病院に搬送した。

パキスタン警察は、今回の爆発の正確な原因を究明するため、緊急捜査チームを派遣したと発表した。