
中国が南シナ海にとどまらずインド洋や中東、アフリカへの海軍力投射を目的として、海南省に航空母艦用ドライドックを建設したことが確認されたと、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた。
SCMPによると、米民間地理情報企業オールソース・アナリシスが衛星画像を分析した結果、海南省三亜市にある楡林海軍基地でドライドックが確認され、中国の2隻目の空母「山東」が同施設を使用している様子が捉えられたという。
オールソース・アナリシスは山東艦が20日または21日に楡林基地の航空母艦ドライドックに入ったとみている。
全長約800メートルに及ぶこのドライドックは山東艦に加え、中国3隻目の空母「福建」も係留可能とされている。
楡林海軍基地での航空母艦ドライドック建設は2017年に始まり、山東艦の使用を契機に本格稼働に入る見通しだという。
ドライドックは航空母艦の船体やプロペラ、海水取水口などの整備・修理・精密点検を行うための特殊施設で作戦即応態勢の維持や艦の寿命延長に不可欠とされる。
SCMPは「これまで中国の航空母艦の修理・整備は北部の大連造船所でのみ行われてきた」とし「楡林基地の航空母艦ドライドックが稼働すれば、中国の空母運用能力は大きく向上するだろう」と伝えている。














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