
米国・イスラエルとイランの武力衝突により停戦交渉が事実上中断されている中で、ロシアは一晩中、ウクライナ第2の都市ハルキウなどの主要都市および南部戦線を集中攻撃した。
7日(現地時間)、ロイター通信やAFP通信などの海外メディアによると、前夜のハルキウ州への攻撃により集合住宅1棟が崩壊し、民間人7人が死亡した。現地の救助当局は、瓦礫の中に多数の住民が閉じ込められているとみて救助活動を続けている。また、ドニプロやスーミ地域でもロシアの攻撃により民間人の死者が報告されたほか、フメリニツキー、オデーサなどの広範囲で一晩中ロシアによる攻撃が行われたとのことだ。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「ロシアが前夜だけで29発のミサイルと480機のドローンを発射した」と明らかにした。これに対し、ロシアのインターファクス通信は、ロシア軍がウクライナの軍需産業施設や軍用飛行場などを標的に大規模な攻撃を行い、南部地域の戦闘でウクライナ側に最大200人の損害を与えたと主張している。
米国の仲介によりロシア、ウクライナが停戦案を協議する3者協議は、中東での武力衝突の激化により再開が不透明な情勢となった。これまで3回にわたり開催された協議では、領土問題などを巡り平行線が続いており、進展が見られない状態が続いている。このような状況下で、米国の外交リソースが中東に分散されることで積極的な仲介役を果たすことは困難となり、交渉は事実上の中断に追い込まれたとの見方が強まっている。

















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