
イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師が公の場に姿を見せない状況が続く中、負傷説や昏睡説、死亡説まで取り沙汰されている。そうした中、一部外信は、同師が空爆で重傷を負ってロシアへ搬送され、手術を受けたと報じた。
15日(現地時間)、英紙デイリー・メールなどによると、クウェートのメディア、アルジャリーダは、モジタバ師が最近の空爆で負傷した後、12日にロシアの首都モスクワへ移送されたと伝えた。複数の情報筋の話として、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が受け入れを直接提案し、同師はロシア軍用機で極秘裏に移動したうえで、大統領関連施設の一つで手術を受けたとも報じている。
背景には、イラン国内の医療施設がイスラエルの攻撃対象になる可能性への懸念があるとの見方もある。
モジタバ師は、2月28日の米国・イスラエルによる攻撃で死亡した父の前最高指導者アリ・ハメネイ師の後を継ぎ、3月9日にイランの最高指導者に選ばれた。ただ、その後も本人の姿や肉声は公開されておらず、12日に出した初の声明も本人ではなく国営テレビのアナウンサーが読み上げた。このため、当時の攻撃で重傷を負い、昏睡状態に陥ったのではないかとの見方が広がっている。
米国側も負傷の可能性に言及している。米国のピート・ヘグセス国防長官は最近の記者会見で、新たな、いわゆる最高指導者が負傷した可能性があるとの認識を示した。
一方、イラン当局はハメネイ師の負傷自体は認めたものの、具体的な容体や所在は詳しく明らかにしていない。そのため、生存の有無や現在の状態を巡る推測がなお続いている。
さらに、一部のイラン内部筋は、軍指揮部が最高指導者から直接命令を受けていないと主張している。あるイラン関係者は、彼が生きているのか、どの程度の重傷なのか、誰も知らないと語った。




















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