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「パイロットは運が良かっただけ」、米専門誌が認めた”世界最強海軍”の屈辱的な現実

梶原圭介 アクセス  

引用:TheWarZone
引用:TheWarZone

 

「米海軍」の主力打撃資産であるスーパーホーネットが、イランの携帯型ミサイル攻撃を受ける緊迫の瞬間を捉えた映像が公開された。

米軍事専門メディアの「ザ・ウォー・ゾーン(The War Zone)」などによると26日、「米海軍」のスーパーホーネット戦闘機がイランの携帯型地対空ミサイル(MANPADS)による攻撃を受けたと報じられた。映像はイラン南東部シスタン・バルーチェスターン州のチャーバハール港で撮影されたとみられる。チャーバハール港はイラン東部沿岸に位置し、開戦初期から米国とイスラエルの集中的な攻撃を受けてきた拠点だ。

公開された映像では、イラン上空を飛行していたスーパーホーネットが、「イラン革命防衛隊(IRGC)」が発射したとみられるミサイルに接近され、機体後方で爆発が起きる様子が確認できる。爆発により火花が散り、破片が周囲に飛散した。「ザ・ウォー・ゾーン」は、「F/A-18が実際に被弾したかは確認されていないが、大きな損傷なく離脱した可能性が高い。パイロットにとっては極めて危険で、運が良かった瞬間だった可能性がある」と指摘した。

■ イラン「スーパーホーネットはインド洋に墜落」と主張

一方、「革命防衛隊」側はスーパーホーネットがインド洋に墜落したと主張している。イランの「ファルス通信」は声明を引用し、「敵(米国)のF-18戦闘機が、革命防衛隊海軍の先進的な防空システムによるミサイルで正確に命中され、インド洋に墜落した」と伝えた。

イランとの軍事作戦を指揮する「米中央軍(CENTCOM)」は、米戦闘機が撃墜された事実はないと否定したが、「X(旧Twitter)」での声明ではミサイルの至近通過や機体損傷の可能性については明確に否定しなかった。「米中央軍」は、「革命防衛隊がF/A-18を撃墜したとの主張は虚偽だ」としながらも、「イランによって墜落した米戦闘機は存在しない」と強調した。一方で、機体の損傷については言及を避けた。

■ F-35に続きスーパーホーネットも…イラン防空網の脅威

F/A-18E/Fスーパーホーネットは「ボーイング(Boeing)」が開発した多用途艦載戦闘機で、「米海軍」の主力空母戦力を担う。従来のホーネットよりも大型化し航続距離が向上、空対空・空対地・対艦任務をこなす高い汎用性を持つ。完全なステルス機ではないが、高い信頼性と比較的低コストの運用で現在も中核戦力として運用されている。

イランが開戦以降、米戦闘機の撃墜を主張するのは今回が初めてではない。「CNN」は19日、米軍のF-35戦闘機1機がイランによる攻撃とみられる損傷を受け、中東の米空軍基地に緊急着領したと報じた。「革命防衛隊」も声明で、「午前2時50分ごろ、新型の先進防空システムにより米空軍のF-35戦闘機を撃墜した」と主張している。イラン側はその根拠として戦闘機に向かう赤外線映像を公開したが、これだけで撃墜を裏付けることは困難とみられる。

「CNN」は、「今回の事案は、先月末に始まった戦争で米軍機が被害を受けた初のケースとなる可能性がある」とし、「米政府が戦果を強調する中で発生した」と指摘した。イランは機体が致命的損傷を受けたとして勝利を主張しているが、米軍は緊急着陸を認めつつも撃墜は否定している。

ただ、世界最高水準のステルス性能を誇るF-35がイラン防空網に捕捉され、実際に損傷を受けた可能性があるという事実は大きな衝撃を与えている。「ザ・ウォー・ゾーン」は今回の映像について、「イランの防空網は在庫が減少している可能性があるものの、依然として米国にとって深刻な脅威であることを示している」と分析した。

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