
英国はホルムズ海峡の航行の安全を確保するため、最新鋭の機雷探知装置や哨戒用の戦闘機などを派遣する方針を明らかにした。
BBCニュースなどによると、英国のジョン・ヒーリー国防相とフランスのカトリーヌ・ヴォートラン国防相は12日、約40カ国の国防相が参加するオンライン会議を共同で開催し、この計画を発表したという。今回の会議は、4月にロンドンで開かれた軍事当局者会議を引き継ぐもので、米国とイランの戦闘終結後にホルムズ海峡における船舶の航行を保護する多国籍軍事作戦について協議するために開かれた。
英国国防省は、海峡の護衛任務に、空中哨戒用のタイフーン戦闘機と高性能の自律型機雷探知システムを投入する。高速で自律航行する無人水上艇「クラーケン」を運用するための海軍のモジュール式システム「ビーハイブ」のほか、海軍支援艦RFAライムベイも機雷探知用無人機の母船として派遣される。また、先に派遣が発表された駆逐艦「HMSドラゴン」には、無人機対策用の最新システム「シーバイパー」が搭載される。
英国財務省は今回の派遣のために1億1,500万ポンド(約230億円)を新規予算として承認した。ヒーリー国防相は、今回の派遣について「商船の信頼を強化し、国民に及ぶ紛争の負担を減らすという約束だ」と述べ、「同盟国とともに行うこの多国籍任務は、防御的かつ独立的で、信頼に足る作戦になる」と強調した。
一方、英国とフランスはトランプ米政権からの軍艦派遣要請を拒否したうえで、独自の多国籍軍事任務の構築を主導している。これを受けてフランスは、空母「シャルル・ド・ゴール」を中心とする艦隊を地中海から紅海とアデン湾を結ぶバブ・エル・マンデブ海峡近海に移動させた。これに対しイランは10日、英国やフランスを含むいかなる国の軍艦であっても、ただちに断固たる対応を取ると強く警告した。















コメント0