
Apple初の折りたたみ式iPhoneの具体的な外観が明らかになった。Appleの内部サーバーから流出したとみられる詳細な設計図が公開された。
10日、業界によるとITリーカー(情報流出者)のソニー・ディクソン氏は、Appleサーバーから直接抽出されたとみられる折りたたみiPhoneの最新CADベースのレンダリング画像を公開した。
今回公開された画像は、これまで断片的に伝えられてきた噂をまとめた内容となっている。またAppleが目指す折りたたみスマートフォンの方向性が、既存の競合メーカーとは大きく異なる可能性も示している。
最も注目されるのは画面のアスペクト比だ。公開されたレンダリングによると、折りたたみiPhoneは画面を開いた際、縦よりも横が広い形状となっている。これは縦長の長方形デザインを維持してきたSamsung Electronicsの「Galaxy Z Fold」シリーズとは対照的な形だ。
業界では、Appleが折りたたみiPhoneを単に画面が大きくなったスマートフォンではなく、展開時にiPadのようなユーザー体験(UX)を提供する端末として設計したと分析している。
実際にデバイスを開いた際のメインディスプレイは約7.8インチになると予想されている。全体のシルエットはGalaxy Z FoldよりもHuaweiの折りたたみスマートフォン「Pura X」に近いとの見方もある。
Appleが市場参入を遅らせてまで重点的に取り組んできたとされる「画面の折り目」問題も大きく改善されたとみられている。レンダリング画像ではメインディスプレイ中央の折り目が完全に消えてはいないものの、視覚的・触覚的にほとんど感じられないほど最小化されている。
これは特殊設計のヒンジ構造によるものとされる。
耐久性と素材の面でもAppleらしいハイエンド戦略がうかがえる。iPhone Foldには「リキッドメタル」素材のヒンジが採用される見通しだ。リキッドメタルは一般的な金属より軽量で強度が高く、折りたたみスマートフォンの弱点とされるヒンジ耐久性を高める重要な部品とされている。
さらにiPhone15 Proシリーズから導入されたチタンフレームも採用されるとみられる。大型ディスプレイにもかかわらず、ユーザーの負担を軽減するため軽量化に力を入れた設計だ。
バッテリー容量は歴代iPhoneで最大となる5500mAhが搭載される可能性がある。電力効率が向上した次世代チップと組み合わせることで、大画面による電力消費問題を克服する狙いだ。
レンダリングによると、セルフィーカメラはメインディスプレイ左上にパンチホール形式で配置される見込みだ。内部と外部のセルフィーカメラはいずれも1800万画素になると予想されている。

引用:ソニー・ディクソン のXアカウント
Appleの参入により、折りたたみスマートフォン市場の競争はさらに激化するとみられている。
特にAppleが横長デザインを採用することで、サムスン電子も対抗モデルの開発を進めていると伝えられている。
業界によるとサムスン電子は既存のFoldシリーズとは別に、画面幅を拡大した「Galaxy Z Wide Fold」を開発している可能性がある。今年後半にGalaxy Z Fold・Flip8シリーズとともに発表される可能性がある。
価格面では折りたたみiPhoneが最高水準の価格帯になるとの見方が多い。業界では開始価格が2000ドル(約31万6,400円)を超えると予想されている。最先端素材と大規模な研究開発費が投入された「超プレミアムモデル」として展開される見込みだ。
業界ではAppleの折りたたみ市場参入について、折りたたみスマートフォンのフォームファクターがすでに普及段階に入ったことを意味するとの見方もある。今年末にiPhone18 Proシリーズとともに正式発表されれば、スマートフォン市場に再び大きな変化が起きる可能性がある。
ただし今回のレンダリングが実際の量産モデルとどこまで一致するかは不透明だ。
PhoneArenaなど海外メディアは「実際に動作するプロトタイプや製造ラインの実物写真が流出するまでは慎重な見方が必要だ」と伝えている。













コメント0