北朝鮮が韓国に向けて散布している汚物入り風船を風刺したユーチューブ動画が話題になっている。
最近、ユーチューブチャンネル「火星人リルドジ」はディープフェイク技術を駆使した「キム・ヨジョンーあげる」というタイトルの動画を公開した。動画にはキム・ヨジョン北朝鮮労働党副部長が歌に合わせて踊る場面が収められている。
Urban Zakapaのチョ·ヒョナ新曲「あげる」という歌をパロディにして作られたこの動画は、25日午後1時時点で閲覧回数63万回を記録した。動画の中でキム副部長は歌手チョ・ヒョナが着用していた舞台衣装を身にまとい歌を歌っている。後ろには北朝鮮の軍人たちがバックアップダンサーで登場する。
替え歌の歌詞も、「私は花よりも糞が好きだった」「南の土地よりも糞が好きだった」「あげる、あげる、汚物は全部あげる」「私の残りゴミを南に」「汚物は全部あげる」など、連日汚物やゴミが入った風船を飛ばす北朝鮮を皮肉る内容となっている。
この動画を見たネットユーザーたちは「芸術とはこういうものを指す」「本当に衝撃と感嘆そのものだ」などの反応を示した。
今回動画を公開したYouTubeチャンネルは、主に北朝鮮の実態を風刺する動画を投稿している。最近流行の歌やショート動画をキム・ジョンウン北朝鮮国務委員長やキム・ヨジョン副部長などの顔でアップロードしている。
昨年8月にはオンライン動画プラットフォームの上で一つの「ミーム」になっている、プロ野球KIAタイガースのアウトソング（相手打者をアウトにした際に流れる歌）「ピキピキ」を踊る映像にキム副部長の顔を合成したショート動画を投稿した。ネットユーザーたちは「キム・ヨジョンのダンススキルに感銘を受けた」「器用すぎる」など好評していた。
一方、北朝鮮は今年5月から韓国に向けて汚物やゴミが入った風船を散布し続けている。現在までに計22回行っている。
引用＝ユーチューブチャンネル「火星人リルドジ」
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