メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

2035年の内燃機関車販売禁止、EUの決定にイタリアとドイツが異議を唱える理由とは

川田翔平 アクセス  

引用:聯合ニュース

欧州連合(EU)が掲げる内燃機関車販売禁止の期限を再検討するよう求める欧州自動車業界の要請に対し、イタリアとドイツ政府も支持を表明し始めた。

25日(現地時間)「Euro News」によると、EUは2035年までにガソリン車およびディーゼルエンジン車の販売を禁止し、二酸化炭素(CO₂)を完全に排除する方針を掲げているが、これに対して自動車メーカーの強い反発を受け、一部の政府も再検討を求める動きに加わっているという。

イタリアのアドルフォ・ウルソ産業相は、ベルギーのブリュッセルで「イタリアはドイツと共に、EU加盟国の一部が求める自動車排出ゼロの目標や、内燃機関車の販売禁止緩和を支持する」と語った。

ウルソ産業相は、「EUのゼロ炭素排出目標は現実的ではない。2026年末ではなく、来年末に見直しの期限を繰り上げるよう、ドイツとEU執行委員会に働きかけるつもりだ」と発言。欧州の自動車産業が崩壊寸前であり、EUが介入しなければ数万人の雇用が失われる可能性があると警告した。

先週、欧州自動車製造協会(ACEA)も、電気車の販売が減少していることを理由に、排出削減の期限を延期するよう要請している。

ACEAの発表によると、先月の新車登録台数は前年同期比で18%以上減少し、64万4,000台にとどまった。また、電気車の市場占有率は約7%に落ち込み、3分の1減少したと報告された。

さらに、ACEAは電気および水素充電インフラ不足や競争力のある製造環境が整っていないと指摘し、安価な再生可能エネルギーと税制優遇が必要であると強調した。加えて、水素、バッテリー、原材料の供給も確保されていないと報告した。

EUは来年から新車の排出ガス量を1km走行当たり93.6gに制限する方針を掲げているが、電気自動車の販売台数減少に伴い、SUV(大型スポーツユーティリティビークル)が市場を占拠しているため、この目標の達成は困難であるとして、自動車メーカーから反発が強まっている。

EUが来年から高額な罰金を科す方針を示している中、EU執行委員会は自動車メーカーに責任を負わせようとしている。

一方、ドイツ政府は低炭素排出の合成燃料を使用する車両の登録を2026年に再検討する条項を含め、内燃機関車の存続を模索している。

これに対して、EU執行委員会の関係者は「来年末までまだ15ヶ月の猶予があり、2019年に基準をもとに、自動車業界が対応できると想定していた」と説明した。

EUが昨年、追加で排出削減の期限を採択したのは、2035年からCO₂を排出しない乗用車やワゴン車のみを販売できるようにすることを目的としており、実質的にはすべてのガソリン車やディーゼル車の販売禁止を意味する。

発電機やバッテリーメーカーなど、ヨーロッパの環境に優しいエネルギーへの転換を期待している業界では、EUが内燃機関車の販売禁止を堅持するよう強い圧力をかけており、自動車業界との摩擦が予想されている。

また、内燃機関車の排除にはカーシェアリング企業も賛同している。

代表的なカーシェアリング企業であるUberは、EUが環境に優しい車両の需要増加と排出ガス削減を促進するため、2035年ではなく2030年までに共有車両用の内燃機関車の販売を禁止するよう要請したと「Euro News」が伝えている。

Uberによると、カーシェアやレンタカー、タクシーに使用される車が新車の排出ガスの71%を占めているため、遅くとも2035年までには内燃機関車の販売を停止するようEUに要請した。

Uberの副社長アナベル・ディアズ氏は、電気車の普及を拡大するためには法人車両を対象とすべきであり、そのための環境に優しい転換費用に対するEU執行委員会の支援が必要だと述べた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[トレンド] ランキング

  • 【衝撃】0歳児を抱いたまま入浴中に”居眠り”、救急搬送も悲劇の結末
  • 「氷の都が溶けている!」ハルビン氷祭り、異常高温で“氷の造形物”が危機的状況に
  • 「お前に使ったお金、全部返せ!」婚約者の“大食い”にキレた男、デート費用全額返還求め提訴
  • 「不倫相手の旦那登場で大パニック!」中国人男性、ホテル看板に下着姿で“宙吊り”に
  • 「一夜の抱擁で全てを失った」...全世界に“内縁関係”暴露、その後二人の対照的な運命
  • 「俺の名誉を傷つけたな!」顔露出に激怒→妻子3人を射殺...18年支配の末に起きた惨劇

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • ユ・ジェソクの『遊ぶなら何する?』、収益金3億600万ウォンを寄付…7年連続の善行
  • 「私生活論争」ソ・イェジ、「そろそろ」復帰の兆し…
  • 「飲酒運転」リジ、180度変わった近況に注目
  • ヒーローとなったイ・ジュノ、『テプン商事』に続き『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』で興行不敗の5連続ヒットに挑戦

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • ユ・ジェソクの『遊ぶなら何する?』、収益金3億600万ウォンを寄付…7年連続の善行
  • 「私生活論争」ソ・イェジ、「そろそろ」復帰の兆し…
  • 「飲酒運転」リジ、180度変わった近況に注目
  • ヒーローとなったイ・ジュノ、『テプン商事』に続き『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』で興行不敗の5連続ヒットに挑戦

おすすめニュース

  • 1
    「離婚」ホン・ジンギョン、感情の波が深刻…痛ましい近況

    エンタメ 

  • 2
    「42歳・未婚」キム・ヒチョル、有名プロデューサーと日本で目撃…「ホテルステイを満喫」

    エンタメ 

  • 3
    キム・ソヨン、妊娠7か月でつわりが終わり…洗濯を済ませて列車旅行へ

    エンタメ 

  • 4
    ミル、キム・ジャンフンへの批判受け自ら説明「非公開結婚式ではない。人気がなく注目されなかっただけ」

    エンタメ 

  • 5
    「飲酒運転」クァク・ドウォン、Story Jとの復帰説浮上…「面談は事実だが契約段階ではない」

    エンタメ 

話題

  • 1
    「まるでファッションショー」犬と赤ちゃんの12変身、癒やしが止まらないクリスマス動画

    フォトニュース 

  • 2
    「思わず、笑みがこぼれる!」路上で赤マフラー、”野良猫”家族が贈る最高のクリスマス

    フォトニュース 

  • 3
    「ドア閉め専門職誕生!」無人タクシーの“盲点”に人間出動、高報酬で人気上昇中

    ニュース 

  • 4
    「18年間放置、ミイラ化した6歳女児の遺体」...大阪女児事件が浮き彫りにした日本行政の危機!

    ニュース 

  • 5
    「卵100%、ビックマック50%高騰!」物価高で中間層も悲鳴、“米中間選挙”に暗雲か

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]