「実は男なんです」登録者3,500万人の人気YouTuber、突然のカミングアウトで物議

10代の息子のために母親を演じようと、時折女装していた

中国で3,500万人のフォロワーを持つ大食い系インフルエンサーが、実は男性であったことが明らかになり、物議を醸している。

香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト（SCMP）」が27日に報じたところによると、「リャンウェイセン」という名前で知られるこの大食い系インフルエンサーは、2018年に突如登場し、瞬く間に人気を集めた。

当初は女性として自己紹介し、口調や態度も女性的だったが、一部では低めの声から「男性ではないか」との疑いがささやかれていた。

論争が激化する中、リャンウェイセンは本名が「リハンジェ」であり、男性であることを告白した。彼は過去に離婚を経験し、母親がいなく寂しがる10代の息子のために、両親の役割を果たすべく時折女装して、学校まで迎えに行っていたのだという。

その後、リハンジェは女装の方がむしろ快適だと感じるようになり、より女性らしい印象を与えるために複数回の美容整形手術も受けた。ただし、性別適合手術は行っていない。

この事実が明らかになると、現地のインターネット上では意見が分かれた。視聴者を欺いたとする批判の声がある一方で、息子のためだったという理由に理解を示す声も出ている。