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「チキンが5万、請求は50万」韓国旅行に外国人観光客がブチ切れ!「ぼったくり急増」の実態

竹内智子 アクセス  

引用:chatGPT *この画像は記事の内容と一切関係ありません

アメリカ人観光客A氏「空港からホテルへの移動で遠回りされたので抗議したら、別のホテルに連れて行かれた。本来の目的地に戻る際に10万ウォン(約1万円)も請求された。」

日本人観光客B氏「5万3,000ウォン(約5,300円)分のチキンをテイクアウトしたのに、カードで55万3,000ウォン(約5万5,600円)が請求された。」

昨年韓国を訪れた外国人観光客の間でショッピングでの不当な料金に対する不満が多かったという調査結果が明らかになった。新型コロナウイルス感染症の流行が終息し、観光客が急増する中、サービス人員不足による不親切な対応に関する苦情が大幅に増加したことが判明した。

昨年の訪韓外国人観光客数は1,637万人で、コロナ禍以前の93.5%まで回復した。前年(1,103万人)比では48.4%増加し、急速な回復傾向を示している。12日の業界情報によると、韓国を訪れた外国人観光客からショッピング、交通、宿泊など様々な分野で苦情が寄せられたという。

韓国観光公社が発行した「2024年観光苦情総合分析報告書」によると、去年、観光苦情センターに寄せられた苦情件数は1,543件で、前年比71.1%増加したという。このうちショッピング関連が398件で全体の25.8%を占め、最多となった。

次いでタクシー309件(20%)、宿泊258件(16.7%)、空港および航空165件(10.7%)となり、コロナ禍以前の2019年と比べてそれぞれ114件、103件、69件増加した。韓国観光公社はコロナ禍以降、旅行形態が団体旅行から個人旅行を中心に変化したため、旅行会社を除くほとんどの分野で苦情が増加したと分析している。

全1,543件の苦情のうち、外国人からが1,433件(92.9%)、韓国人からが110件(7.1%)だった。外国人の苦情1,433件中、中華圏からの旅行客の苦情が1,022件(66.2%)を占めた。中国人観光客の海外旅行需要が前年比128%増加し、観光トレンドが個人旅行中心に変化したためだと考えられる。中国では2019年に自由旅行の割合が30%程度だったが、2023年には90%以上に急増した。一方、団体旅行の割合は同期間に63%から7%に激減した。

最も多かったショッピングに関する苦情では、「価格トラブル(23.1%)」、「接客の悪さ(22.6%)」、「返金および商品の交換要求(14.6%)」などが問題となった。次に多かったタクシー関連の苦情は前年比81.1%増加した。「不当料金の請求およびメーター使用拒否(60.2%)」、「運転手の態度(10.4%)」、「乱暴運転および遠回り(8.7%)」の順だった。宿泊関連の苦情も前年比81.7%増加し、「施設および衛生管理の不備」が34.5%で最多、次に「予約キャンセルおよびキャンセル料(24.4%)」、「サービスの質の低さ(18.2%)」の順となった。

韓国観光公社は、大多数の苦情が「スタッフの態度」、「不当な料金」、「衛生状態の悪さ」に集中していると分析し、「観光サービス受入体制を改善するためのキャンペーン」を実施するなどの対策に乗り出している。

インバウンド旅行業界関係者は「韓国人が国内旅行を避ける最大の理由として「ぼったくり」が挙げられるが、外国人旅行者からも同様の苦情が寄せられている」と指摘している。「韓国旅行の満足度が低ければリピート率が下がり、観光客誘致にも悪影響を及ぼすだろう」と述べた。

竹内智子
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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