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「闘牛が逃げた!」暴走牛が観客席に突進、街中で住民襲撃…南米の伝統祭りが「地獄絵図」に

織田昌大 アクセス  

引用:SNSキャプチャ
引用:SNSキャプチャ

南米ペルーで闘牛場から逃げ出した牛が住民を無差別に襲い、数十人が負傷する惨事が発生した。

15日(現地時間)、ペルーメディアの報道によると、10日に中部アヤクチョ県アンダマルカで地域の守護聖人を祝う祭りが開かれた。祭りの目玉である闘牛イベントで、場内を走り回るはずだった牛が観客席に突進し、現場は一時騒然となった。牛に襲われた住民のうち6人が重傷を負った。ある医師は「牛の角で体の複数箇所を裂傷し、頭部外傷を負った男性の容態が最も深刻だ」とし、「全力で治療に当たっているが、どのような後遺症が残るかは不明だ」と語った。

観客席に乱入した牛は闘牛場の外に飛び出し、次々と住民を襲撃した。住民らは椅子を投げつけるなどして抵抗したものの、暴走する牛を止めることはできなかった。住民らは逃げ場を求めて高さ3メートルの擁壁から飛び降りるしかなかった。牛も擁壁から落下したが、何事もなかったかのように再び立ち上がり、住民らを襲い続けた。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

牛に突き上げられて宙に舞い、地面に激しく叩きつけられる住民や、牛の角に引っかかってずるずると引きずられる住民など、当時の凄惨な状況がソーシャルメディア(SNS)の動画に克明に記録されている。

幼い息子を抱えて牛から逃げるために必死に走ったという女性は「毎年祭りで楽しく闘牛を見ていたが、怒り狂った牛がこれほど恐ろしいものだとは今になって実感した」と述べ、「もう恐ろしくて、二度と闘牛を見に行けそうにない」と語った。

別の住民も「2023年に他の地域の祭りで牛が人々を襲ったという話を聞いたが、まさか自分たちの祭りでそんなことが起こるとは思わなかった」とし、「今後は祭りに行かないつもりだ」と話した。

暴れ回っていた牛は、警察と消防隊が出動した後にようやく制圧された。祭りの現場で30人が負傷し、近隣の病院に搬送された。

アヤクチョ県当局は祭りの安全対策が不十分だったことが判明したとして、真相究明に乗り出した。関係者は「闘牛場には常に危険が潜んでおり、安全に万全を期すべきだった」とし、「不備な点を確認し、責任者を特定して法に基づき厳重処分する方針だ」と述べた。

引用:depositphotos
引用:depositphotos

16世紀にスペインがラテンアメリカ全域に闘牛文化を広めたことが起源とされる。近年、動物愛護などを理由に闘牛禁止の要求が高まっているが、依然として南米では人気スポーツとして定着している。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

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