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「お腹の下まで見えるようになった」6年間引きこもっていた…280kgから80kgに減量した男性が再び社会へ

竹内智子 アクセス  

小学6年の時点で90kg →数年前には280kgに

200kgまで減量後、病院を受診し胃縮小手術

食事療法と運動を並行し、80kgまで減量

引用: 台湾台北慈済病院
引用: 台湾台北慈済病院

台湾の男性ウー・モさん(45歳)は、体重が280kgまで増加し、6年間家から出られなかった。(写真左)医療チームの支援により、現在は体重が80kgまで減少した。出典:台湾台北慈済病院

体重が280kgまで増加し、6年間家から出ることすら恐れていた台湾の40代男性が、医療チームの支援を受け、新たな人生を歩み出した。体重を80kgまで減量することに成功した男性は、「長年見えなかったお腹の下の世界がようやく見えた」と喜びを隠せなかった。

24日、台湾の中天新聞網などによると、台湾の男性ウー・モさん(45歳)は幼少期から肥満体型で育ち、小学6年生の時点では体重が90kgに達していた。成人後は180kgになったが、体を動かすことに全く支障がなかったため、自分を「動けるデブ」と呼び、肥満を深刻には捉えていなかった。

しかし、10年ほど前から仕事がうまくいかなくなったウーさんは、食べることでストレスを解消し始めた。体重はついに280kgを超え、他人の視線が怖くなったウーさんは、6年間家から出ることなく、自室とトイレの間を行き来するだけの生活を送っていた。

2020年、ウーさんの自宅を訪れた台北慈済病院の医療チームは、「過度な肥満のため採血さえ困難」と判断。医療チームはまず、食事療法と運動、薬物治療によって体重を減らすことを提案した。栄養士が設計した菜食メニューとリハビリ運動プログラムを通じて体重を200kgまで減量した後、ようやく病院で追加検査を受けることができた。

ウーさんは体重が150kgまで減少した2023年に病院で胃縮小手術を受けた。手術時もBMIが87に達しており、麻酔や手術に伴う合併症のリスクが極めて高い状況だった。

手術は成功裏に終わり、今年には約4.5kgの余剰皮膚を手術で除去した。手術後も継続的な食事管理と運動を続け、今月初めにはウーさんの体重は80kgまで減少した。

ウーさんが受けた胃縮小手術は、高度肥満の成人の胃を一部切除し、食事量を減らし、空腹感を軽減する効果がある。ただし、ウーさんの手術を担当した医療チームは、「手術後も食事管理や運動を怠った場合、約30%の患者には体重が再び増加する結果が観察された」と指摘し、継続的な生活習慣の管理の重要性を強調した。

「食事・運動管理を怠ると手術後も体重が増加する」世界保健機関(WHO)は肥満を「長期治療が必要な疾患」と定義している。韓国ではBMI 25以上を肥満と定義し、35を超えると高度肥満に該当する。

BMIを基準とした韓国の成人の肥満有病率は2019年に36.3%で、2009年から11年連続で増加傾向にある。

肥満は糖尿病やがん、心血管疾患、運動器疾患など多くの病気のリスクを高める「万病のもと」とされている。また、日常生活に支障をきたし、社会活動を妨げ、精神の健康にも悪影響を及ぼす可能性がある。

食事制限と運動が肥満治療の基本だが、必要に応じては薬物療法も併用する。また、BMIが35以上、または30以上で合併症がある患者の場合、胃切除術や胃バイパス手術などの外科的治療が検討される。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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