
中国で、毒蛇をペットとして飼っていた男性が自ら餌を与えようとした際に噛まれ、親指を切断する事故が発生した。最近、中国で広がっている珍しいペットブームが重大事故につながっているとして、専門家たちが注意を呼び掛けている。
1日、「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」によると、先月18日、中国・北京市に住むファン氏がペットとして飼っていた、中国産のマムシの一種である毒蛇に噛まれる事件が起きたという。
この蛇は中国で「五歩蛇」と呼ばれ、噛まれると五歩も歩けずに命を落とすという言い伝えがあるほど、猛毒を持つことで知られている。
事故当時、この蛇は体調を崩し、自力で餌を食べられなくなっていた。ファン氏は手で直接餌を与えようとしたが、その瞬間、蛇に指を噛まれたのだ。
ファン氏は「毒の影響で血液の凝固機能が深刻に損なわれた」と説明した。親指に壊死が進行したため、医師は最終的に親指を切断せざるを得なかったという。
この蛇がその後どのように扱われたかは明らかにされていない。
中国では近年、珍しい動物をペットとして飼育することがブームであり、それに伴って関連事故やトラブルも相次いでいる。
去る2月には、上海税関が浦東国際空港で、毒を持つヤドクガエルをバッグに入れて中国へ持ち込もうとした男性を摘発した。
中南米原産のこのカエルは、世界で最も毒性が強いとされている。男性は税関職員に対し「個性的なペットとして飼いたかった」と話したという。
このカエルは当局によって殺処分された。男性がどのような処分を受けたのかは公表されていない。













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