
オスの過度な交尾競争が、無人島に生息するカメの個体群を絶滅の危機に追い込んでいるという研究結果が出た。
現地時間14日のニューヨーク・タイムズの報道は、ドラガン・アルソフスキ博士が所属するマケドニア生態学会の研究チームが、北マケドニアのゴレムグラード島とプレスパ湖周辺のカメの個体群を長期間調査した結果、オスがメスより圧倒的に多く、交尾過程でメスに致命的な傷を負わせる現象が確認されたと報じた。
研究チームによると、該当の島には約1,000匹の個体が生息しているが、性比はメス1匹に対してオスが最大19匹に達した。2008年から観察を続けている研究チームは、当初は個体群が健康に見えたが、長期追跡の結果、メスがより小さく、寿命が短いという事実を発見した。原因は過度な交尾競争だった。
観察結果によると、オスたちはメスを追いかけ回し、疲れると一斉に集まった。この過程で噛んだりぶつかったりする行動により、血が出るほどの傷を負わせることもあった。鋭い尾の先でメスを突く事例も確認され、島のメスの4分の3が生殖器に損傷を負った状態だった。一部のメスは嫌がらせを避けようとして崖から落ちて死ぬ姿も観察された。
繁殖率も深刻に低かった。島の個体群ではメスの約15%しか卵を抱いていなかったのに対し、近くの陸上個体群ではほぼすべてのメスが最大11個の卵を持っていた。
研究チームは、このような構造が個体数の減少→遺伝的多様性の低下→繁殖率の低下を引き起こすいわゆる「絶滅の渦」を引き起こす可能性があると警告した。分析の結果、この島の個体群は2083年に絶滅する可能性があると推定された。
極端な性比の不均衡の原因はまだ明確にされていない。研究チームは、捕食者のいない島の環境で幼体の生存率が高まった点、餌が不足した高密度環境で成熟が遅いメスが生存競争で不利だった可能性、あるいは人間がカメを島に持ち込んだ際にすでに性比が偏っていた可能性などを原因として挙げた。













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