
インドの20代女性が結婚を控え占星術師を訪れた結果、悲劇的な結末を迎えた。
ザ・タイムズ・オブ・インディアなど現地メディアは3日、ベンガルールに住む女性が、結婚後に離婚の可能性を予言した占星術師の言葉に衝撃を受け、自ら命を絶ったと報じた。
報道によると、ベンガルールに住んでいたビディヤジョティさん(27)は、他のカースト(身分階級)出身の男性と交際し、両家の許可を得て結婚を約束した。
結婚を控え占星術師を訪れた彼女は、二人の幸せな未来を描いた予言を聞きたかったが、正反対の予言を聞いて衝撃を隠せなかった。
当時、占星術師はビディヤジョティさんと婚約者に「結婚2年目にして対立が生じ、最終的に離婚する」と予言し、「離婚を避けたいなら9日間の『特別な儀式』を行う必要がある」と助言した。
これにビディヤジョティさんと家族は占星術師の助言に従い、9日間の儀式を行った。しかし儀式の最終日である9日目、彼女は両親が家を空けている間に自ら命を絶った。
現地警察によると、家族が外出から戻り遺体を発見した後、すぐに警察に通報した。
警察が正確な死亡過程を調査中だが、現地メディアは家族など周囲の証言を基にビディヤジョティさんが占星術師が予測した結婚運のために極端な選択をしたと推定していると報じた。
一方、インドにおいて占星術は単なる運勢占いを超え、日常や宗教、結婚、政治、ビジネスの決定にまで影響を与える重要な文化要素とされている。
インドの伝統占星術である「ジョーティシュ」(ヴェーダ占星術)は古代ヒンドゥー経典体系である「ヴェーダ」の一部と見なされ、「光の学問」という意味を持つ。
多くのヒンドゥー教家庭では重要な事を始める際に必ず占星術師の助言を求める。特に占星術が最も大きな役割を果たす分野は結婚だ。
婚約者の出生時間と場所、日付を基に相性を見て、相性に応じて結婚を延期したり特別な儀式を行ったりする。
この他にも政治家が選挙出馬日を占星術に合わせて決めたり、企業創業や新居入りの日を占星術師に相談して決定するケースも珍しくない。
先月27日に起きた今回の事件は、インド社会における占星術の影響力とそれによる弊害について再び警鐘を鳴らしている。













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