
生まれた直後に「足がない」という理由で両親に捨てられた少年が、19歳で氷上のヒーローとなった。
その主人公は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピックで米国パラアイスホッケー代表として金メダルを獲得したケイデン・ビーズリー(Kayden Beasley)だ。
最近、オンラインメディアのグッドニュース・ネットワークがケイデンの感動的なエピソードを伝えた。
ケイデンは先天的に膝から下の骨がない状態で生まれた。生後すぐに両親に捨てられた彼は、中国の孤児院で人生をスタートさせた。
しかし、思いがけない奇跡が訪れた。ケイデンが3歳を迎えたクリスマスの日、米国ノースカロライナ州に住むビーズリー夫妻が彼を養子に迎えたのだ。
こうしてケイデンは、見知らぬ地で、しかし愛情に満ちた家庭の中で成長していった。
ケイデンが自分の人生の目標を氷の上で見つけたのは、13歳頃のことだった。偶然出会った病院のスタッフが「カロライナ・ハリケーン・スレッジホッケー(パラアイスホッケー)クラブ」を紹介してくれたのがきっかけだった。
障害のある人がスポーツに参加できるよう考案されたこの競技は、彼に翼を与えてくれた。そりに身を乗せ、スティックで氷を切り裂く時、彼は誰よりも輝いていた。
クラブの監督は「彼は生まれながらの選手だ」と絶賛し、ケイデンは初の国際大会で最優秀選手にも選ばれた。

こうして氷上で自分の人生の目標を見つけた彼は、何度も自らの限界を超え情熱を注ぎ続け、その結果、米国代表チームに加わることとなった。
ケイデンは2025年の世界パラアイスホッケー選手権大会に出場し、5試合で2ゴール5アシストを記録、米国代表チームの金メダル獲得に貢献した。
さらに今回の2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季パラリンピックにも出場した。チームの中で3番目に若い最年少クラスながら、目覚ましい活躍を見せたケイデンは、全5試合に出場して3ゴール1アシストを記録し、米国の金メダル獲得に大きく貢献した。
両親に捨てられ、身体的な障害を抱えていた幼いケイデンの人生は、大きな壁に囲まれているように見えた。しかし彼は、家族の愛とスポーツによってそのすべての壁を乗り越え、多くの人から尊敬されるロールモデルとなった。














コメント1
磯爺
神様は怠惰な人に手を差し伸べない、との教えがあるが。彼がどれほどの苦労と努力を続けてきたのか想像もできない。実の親はどのような気持ちで彼を見つめているのだろうか?