
フランスのパリ空港に着陸しようとしていた旅客機が近くで打ち上げられた結婚式の祝賀花火に驚き、着陸を断念して引き返す事態が発生した。
6日(現地時間)フランスの新聞ル・パリジャンやイギリスのザ・サンなどによると、5日午後5時40分頃(現地時間)、イタリアのヴェネツィアを出発しパリのオルリー空港に着陸しようとしていたイギリスの格安航空会社easyJetの旅客機が滑走路接近中に突然高度を再び上げたという。
当時、パイロットは滑走路近くで強い閃光と煙を捉え、即座に「ゴーアラウンド(着陸中断後再上昇)」手順を踏んだ。空港の管制塔も直ちに緊急対応に入り、滑走路を一時閉鎖した。
この騒動の原因は空港近くのフランス南部郊外地域であるヴィルヌーヴ=ル=ロワで行われた結婚式の行列だった。数十台の車が集まり祝賀行進を行っている中で打ち上げ式の大型花火が上げられ、この火花と煙が空港への進入経路にまで影響を与えた。
一部の海外メディアはパイロットが当初、テロや銃撃と誤認した可能性もあると伝えた。当時、空港上空には他の航空便も着陸を前に待機しており、この事件により航空便の運航が相次いで遅延するなど空港運営に最大1時間以上の支障が生じたとされている。

当該旅客機はその後上空を旋回した後、別の滑走路を通じて無事に着陸し、乗客と乗務員に負傷者はいなかった。
現地当局は空港近くでの違法花火使用が航空安全を深刻に脅かす可能性があるとして調査に着手した。フランスでは空港周辺での花火が厳しく制限されている。
航空業界関係者は「滑走路近くでの閃光や煙はパイロットにとってバードストライク、火災、さらにはテロまで疑いかねない要素だ」とし、「小さなイベントでも航空安全には致命的なリスク要因となり得る」と指摘している。













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