宅配便の箱を開けていた瞬間の不注意が、一生の後悔になりかねない恐ろしい事故が起きた。
香港メディアのバスティーユ・ポストは22日(現地時間)、中国・山東省済南市で16日、1995年生まれの母親が生後7か月の娘「ププ(仮名)」を抱きかかえながらはさみで宅配便を開けていた際、娘の指が刃の間に入り、人差し指の第一関節が切断される事故があったと報じた。母親は「子どもの手をしっかり押さえていたが、赤ちゃんの動きがあまりにも早かった」と当時の状況を語ったという。
事故直後、赤ちゃんの指から大量の出血があり、服が血で濡れるほどだった。家族が慌てる中、近くのクリニックの医師は「すぐに大きな病院を受診し、切断された指の一部を必ず持参するように」と助言した。
父親は冷静にガーゼで赤ちゃんの指の根元を圧迫して止血した後、ソファの隙間を隅々まで探し、切断された指の部分を発見した。家族は切断された指の一部を密封して冷蔵保存し、再接合手術に備えた。

病院への道のりも緊迫していた。警察のエスコートのおかげで、通常20分かかる距離を10分で到着し、済南市第三人民医院の救急室に到着した。しかし、手術台に上がった医療チームの前には大きな課題があった。
生後7ヶ月の幼児の血管の直径は0.5mm未満で、大人の5分の1のサイズに過ぎなかったのだ。医療チームは超高倍率顕微鏡の下で髪の毛よりも細い糸で切断された血管をつなぐ超精密手術を敢行した。
手術過程で麻酔も大きな難関だった。赤ちゃんが事故直前にミルクを飲んでいたため、絶食時間が不足し、誤嚥性肺炎などの副作用のリスクが高かったからだ。
医療チームは迅速に麻酔計画を修正し、リスクを最小限に抑えた。手術後も血管痙攣が起こる可能性がある高リスク期である3日間、医療チームは24時間体制で赤ちゃんの回復状態を細心の注意を払って観察した。
幸運にも、再接合手術は成功し、赤ちゃんは16日に健康な状態で退院した。
医療チームは「赤ちゃんの指の機能はほとんど正常に回復する見込みで、今後文字を書くことや日常生活を送るのに大きな支障はないだろう」と診断した。
ただし成長過程で関節の可動範囲などを継続的に観察する必要があるという注意も忘れなかった。この事件を知ったネットユーザーたちは「本当に良かった」「子供の前では絶対に刃物を持つべきではない」と警戒の意識が広がっている。













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