
インドで夜食にスイカを食べた一家全員が死亡する事件が発生し、地域内のスイカ販売量が急減する事態となった。
6日(現地時間)インディペンデントなどの海外メディアは、先月27日、インドのムンバイ南部ベンディバザール地域に住むアブドラ・ドカディアさん(45)と妻のナスリーンさん(35)、そして二人の娘アイシャさん(16)、ザイナブさん(13)の一家4人が自宅で亡くなったと伝えた。
事件当日、家族は親戚9人を招待し、夕食にインド式チャーハンのビリヤニを振る舞った。親戚が帰った後、一家4人は午前1時頃に残ったスイカを分けて食べた。しかし午前5時頃から全員が激しい嘔吐と腹痛、下痢の症状を示して倒れ、近くの病院に緊急搬送されたが、数時間差で全員が死亡した。
特異な点は、夕食を共にした客の中に異常症状を示した人が誰もいなかったことだ。
事件直後、SNSで「スイカを食べて死亡した」という噂が急速に広まり、ムンバイ市場のスイカの販売量は30%近く急減した。通常キログラム(kg)あたり10~35ルピー(約17~35円)で取引されていた卸売価格は5~7ルピー(約8~12円)にまで下落し、すでにスイカを購入した消費者が返金を要求する騒動も起きた。
インド食品医薬局は現場でスイカ、ビリヤニ、飲料水、米、鶏肉などすべての食品サンプルを収集し、精密検査に着手した。死亡者4人の臓器組織はすべて化学的分析のために実験室に送られた。
医療専門家は単なる食中毒や農薬残留物による死亡の可能性は低いとみている。
死亡者のうち3人を担当したJJ病院のサンジャイ・スラセ院長は現地メディアのインディアン・エクスプレスに「症状の悪化速度と重症度を見ると、一般的な食中毒とは様相が異なる」と述べ、「特定の毒性物質や化学物質が関与している可能性を考慮している」と明らかにした。
インド食品安全基準局の関係者も「スイカに農薬が多く付着していたとしても、一家が急死するほどの致命的な結果を引き起こすことは難しい」と語った。
警察は科学的調査結果が出るまでスイカとの直接的な関連性を断定できないとの立場だ。捜査当局は食品の汚染以外にも、該当家族が金銭的問題や心理的ストレスを抱えていたかどうかなど、あらゆる可能性を考慮して捜査を拡大している。













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