
学生が個人の車で通学することが禁止されている中央アジアのタジキスタンで、大学生7人が取り締まりで摘発された。学生らには、最長3年間の停学処分が下される見通しだ。
中央アジアメディアのタイムズ・オブ・セントラルアジアは8日(現地時間)、首都ドゥシャンベの内務当局の発表として、青少年犯罪予防部門の警察官が首都圏の大学周辺で個人の車による通学の取り締まりを行い、学生7人を摘発したと報じた。
警察によると、摘発された学生らはタジキスタン国立大学、ロシア・タジキスタン・スラブ大学、大統領直属公共行政アカデミー、国立商業大学などの学生だという。
従来の規定では、タジキスタンで車を利用して通学をした学生は、最長3年間、復学が認められない処分を受ける可能性がある。当局は関連資料を教育省と大学側に送付し、追加措置を講じる方針を明らかにした。
タジキスタンでは2017年から学生による車での通学を禁止しており、教育機関周辺で定期的に取り締まりを実施している。
学生による車での通学を禁止にしたのは、交通事故と格差問題が背景にある。未熟な運転や飲酒運転などによる交通事故が相次いだため、個人の車で通学する行為を違法とした。また、世界で最も貧しい国の一つとされるタジキスタンでは、個人が車を所有することが一般的ではなく、車での通学が他の学生との間に心理的な隔たりを生む可能性も指摘されている。













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