
アメリカで、テスラの「サイバートラック」の所有者が、「ウェイド・モード(水中モード)」機能をテストするため故意に車を湖へ突っ込ませ、警察に逮捕されるという信じがたい事件が発生した。
19日(現地時間)、米CBSニュースによると、前日の午後8時頃、テキサス州北部グレープバイン湖のケイティーズ・ウッズ・パークのボート乗り場付近で、「車が水没した」との通報を受け、警察が現場に出動した。

警察の発表によると、運転手のジミー・ジャック・マクダニエル容疑者は、サイバートラックのウェイド・モードをテストする目的で、意図的に湖へ進入したと供述した。しかし、水中に入った直後にサイバートラックは動作を停止し、車内へ水が流入し始めたため、同乗者と共に車を放棄して避難したという。水没した車両は、地元消防署の水難救助隊の支援を受け、無事引き揚げられた。
警察はマクダニエル容疑者を、湖内の車両進入禁止区域への侵入、有効なボート登録証の不所持、水上安全装備規定違反などの容疑で起訴した。
カタリナ・ガンボア広報官は、「たとえ車両が物理的に浅い淡水域へ進入できるとしても、故意に水中へ沈める行為は、安全面だけでなく法的にも重大な問題を引き起こす可能性がある」と警告した。
さらに、「市では、ボートや許可された船舶を安全に進水させるための専用の乗り場を運営している」とし、「特に湖畔周辺では子どもを含む多くの市民がレジャーを楽しんでいるため、車両の進入を厳しく禁止している」と強調した。
サイバートラックには、川や小川などの水域を走行できる「ウェイド・モード」機能が搭載されている。しかし、マニュアルには「進入前に水深を確認する責任は運転者にあり、水中走行による車両の損傷は保証対象外である」と明記されている。
また、テスラ社はサイバートラックの最大渡河深度を、タイヤ下端基準で約32インチ(約81cm)に制限しており、底面が軟泥の場所や強い水流がある場所では、絶対に運転しないよう注意を呼びかけている。













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