中国でエクストリーム系遊具の安全性が問題に

中国の観光地で、崖や滝を背景に飛び降りる「崖ブランコ」のロープが外れ、観光客が死亡する事故が起きた。中国各地で急増しているエクストリーム系遊具の安全性が問題視されている。
南方都市報など中国メディアによると、事故は3日、四川省広安市の馬流岩滝風景区内にあるテーマパークで起きた。運営されていた「崖ブランコ」のロープが運行中に外れ、乗っていた女性観光客が転落した。女性は崖に衝突して重傷を負い、病院に搬送される途中で死亡した。
「崖ブランコ」は、落差200メートルの谷と高さ168メートルの滝を背景に、バンジージャンプのように飛び降りてスリルを味わう遊具だ。利用者はヘルメットを着用し、体にロープを装着した状態で飛び降り、谷の間を滑空する。
報道によると、女性はスタッフの指示に従って飛び降りる直前、「ロープが外れています、外れています」と叫んだ。しかし、スタッフは女性の背中を押し、柵の外へ飛び出させた。その後、ロープが外れ、女性は約100メートル下の崖へ転落した。
中国のポータルサイト「百度」によると、この「崖ブランコ」は昨年8月に試験運営を始め、今年4月に正式に営業を開始していた。

事故の写真や動画は「SNS」で拡散し、事故翌日、テーマパークは営業を中止した。
当局は初期調査の結果、テーマパーク運営会社側に責任があると発表した。
中国では、険しい谷や崖、高い山をつなぐ高架施設などを利用したエクストリーム系遊具が人気を集めている。一方で、安全性をめぐる懸念は絶えない。
昨年8月には、湖北省の観光地にある高さ40メートルのバンジージャンプ施設でロープが切れ、利用していた女性が転落する事故が起きた。
女性はロープを装着して飛び降りた後、一度反動で跳ね上がり、2回目に下降する途中でロープが切れた。女性は鉄製の柵に強く衝突した後、バンジージャンプ台の下を流れる川に転落した。
女性は救助され、病院に搬送された。命に別状はなかったが、事故直後の様子を撮影した映像が「SNS」で広がり、衝撃が広がった。
















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