M7.2、M7.5の連続地震…救助難航で被害がさらに拡大

ベネズエラ北部を襲った連鎖的な強い地震により、死者が188人に達した。建物の崩壊とインフラの破損が広範囲に発生し、劣悪な救助条件が重なり、人的被害がさらに拡大する懸念が高まっている。
25日(現地時間)AP通信は、ベネズエラで前日、規模7.2と7.5の強い地震が相次いで発生し、死者が少なくとも188人に増えたと報じた。負傷者は約1500人とされている。
被害は首都カラカスと沿岸都市ラ・グアイラを中心に集中した。アパートや商業施設、病院など数十棟の建物が崩れ、がれきの中に数百人が閉じ込められていると推定される。救助当局は行方不明者の数を正確に把握できておらず、被災地との通信が途絶えている場所も少なくないため、死者はさらに増える可能性が高いとみている。住民らは余震の恐怖の中、空き地や運動場などに仮設避難所を設けて夜を明かしている。
現地の状況が悪く、救助活動はなかなか進んでいない。ロイター通信によると、長期化する経済難の影響で重機や救助機材が大きく不足している。電力や通信網も広い範囲でまひしており、救助隊が素手や簡易的な道具に頼ってがれきを撤去している地域も少なくないという。
一部地域では飲料水や医薬品の供給が途絶え、燃料不足も重なり、救急車や救助車の運行にも支障が出ている。被災地では生活必需品不足から略奪事件も発生し、治安維持にも非常事態が生じている。
ベネズエラ政府は国家非常事態を宣言し、緊急復旧に着手した。空港の一部が閉鎖され、地下鉄と鉄道の運行が中断され、道路や橋が破損し、救援要員や物資の移動も困難な状況だ。
国際連合と国際救援団体は、すでに人道的危機に直面しているベネズエラで、今回の地震が食料と医療不足の問題をさらに悪化させる可能性があると懸念を示している。アメリカやブラジル、メキシコなども救助隊や医療スタッフ、救援物資の支援の意向を表明した。














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