「日本で訪れた高級ホテル、かつては刑務所だった」衝撃の真相には理由が

日本で100年以上の歴史を持つ刑務所や旧領主の邸宅が最高級ホテルに生まれ変わっている。
25日、日本経済新聞などによると、日本の有名リゾート運営会社である星野リゾートは国指定重要文化財の「旧奈良監獄」(奈良県奈良市所在)をリノベーションした高級ホテル「星のや奈良監獄」を25日に開業する。
この施設は1908年に建設され、100年以上にわたり刑務所や少年刑務所として使用され、2017年に閉鎖された。全48室の客室は、かつての受刑者が過ごした独房を改装して作られ、独房10室ほどを一つにまとめて客室1室を整備する方式を採用した。
地元自治体も今回の開業に大きな期待を寄せている。奈良県の山下真知事は「これまで奈良県は観光客の宿泊日数が少ないことが長年の課題だった」とし、「今回の施設開業が奈良県観光の大きな転換点になるだろう」と述べた。
日本政府は、所有権を保持したまま民間に運営権を長期委託する方式を重要文化財では初めてこの施設に適用した。民間委託運営方式は、文化財の管理に頭を悩ませている地方自治体の財政負担を軽減する有効な代替案として注目されている。
文化庁によると、自治体指定文化財の数は昨年時点で約12万2,000件であり、40年前と比べて70%も増加した。これに伴い、莫大な維持費がかかり、地方財政に大きな負担となっている。
しかし、民間委託方式を活用すれば民間の資本とノウハウを取り入れることで、政府資金を使わずに文化財を完全に保存できるという利点がある。
歴史的建築物を活用して地域全体を観光名所にする試みも広がっている。
歴史建築物活用の専門企業であるバリューマネジメントグループは、岡山県津山市にある登録有形文化財「旧梶村家住宅」をはじめ、地域内の歴史的建物4棟を改装し、2027年3月にホテルとして開業する予定だ。この地域は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
同社は、町内の複数の建物に客室と食堂を分散させて運営する「分散型ホテル」方式を通じて、宿泊客が旧城下町全体を巡りながら楽しめるようなユニークな宿泊体験を提供する計画だ。
三重県伊賀市と愛媛県大洲市でも、旧領主の子孫が建てた邸宅などを分散型ホテルとして整備し、地域観光の活性化に取り組んでいる。
ただし、文化財の特性上、リノベーションと耐震補強に多額の費用がかかるうえ、維持管理費も高額となるため、宿泊料金が高めに設定される点が課題となっている。
そのため、民間企業の差別化されたコンテンツ開発と持続的な観光客誘致能力が事業の成否を左右すると日本経済新聞は付け加えた。













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