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難病「ジストニア」と闘う五輪男子マラソンで銀メダリストを獲得した英雄

ノンヒョン日報 アクセス  

アトランタ五輪男子マラソン銀メダリスト イ・ボンジュ

2021年より難病「ジストニア」に苦しむ

回復中との朗報にファンも喜びの声

引用:ニュース1

1996年アトランタオリンピックの男子マラソン銀メダリストとして日本でも有名な韓国の元マラソン選手イ・ボンジュの近況が公開され、話題となっている。

10日に放送されたSBSのバラエティ番組『同床異夢~あなたは私の運命~ シーズン2』では、元テニス選手のイ・ヒョンテクが親友でありスポーツ界の先輩であるイ・ボンジュとジムで会う様子が描かれた。

ジムで運動中のイ・ボンジュと会って一緒に運動したイ・ヒョンテクは「(以前と比べて)本当に体調が良くなったね」と驚きを隠せなかった。

イ・ボンジュは、2021年に難病である「ジストニア」の診断を受けていた。

「ジストニア」は、自分では制御できない(不随意の)持続的な筋肉の収縮をきたし、うねるような運動や姿勢異常が現れる神経症候群と定義されている難病だ。

引用:ニュース1

当初、イ・ボンジュも首が90度に曲がり腰が歪んで車椅子生活をするほど、症状が悪化した姿を見せ、多くのファンが心配した。

番組に出演したイ・ボンジュは「(闘病期間中)私の人生で最も辛い時期を過ごした」とし、「姿勢異常がひどい時は寝ることもできず、寝られたとしても頭が浮かんだ状態で眠らざるを得なかった。薬を飲まないと眠れなかったし、徹夜することもあった」と、当時の苦痛を赤裸々に語った。

そして、「昨年から少しずつ体調が回復し始めた。もちろん一夜にして劇的に回復するわけはなく、徐々に良くなってきた」とし、「家にいると妻がずっと私を放っておかない。昼夜問わずスマホで動画を撮りながら体の状態をチェックしてくれた」と明らかにした。

地道なリハビリを通じて再び走ることに成功したイ・ボンジュは「困難の中で、最後まで側にいてくれたのは結局家族だけだ」とし、「ヒョンテクにも万が一同じ状況が訪れるかもしれないから、奥さんには優しくしてあげて」と、難病と闘う中で自分の側で常に力になってくれた家族への愛情と感謝の気持ちを伝えた。

引用:『同床異夢~あなたは私の運命~ シーズン2』

また、「後輩たちに勇気を与えることができるよう、これからも継続的に僕たちも走ろう」と復帰を誓い、感動を呼んだ。

一方、1990年~2000年代前半、国際大会でも多くの優勝を飾り、「国民の英雄」と呼ばれたマラソン選手のイ・ボンジュは、引退後はタレントとして活動していた。

しかし、2020年1月にあるバラエティ番組に出演した後、原因不明の痛みに苦しみ、「ジストニア」の診断を受けたという。この事実が公開された当時、多くの人々に衝撃を与えた。

その後、2021年6月にソウル聖母病院で胸椎6番と7番の間にある「脊髄腫瘍」の除去手術を受けたが、特に改善の兆候は見られなかった。

これまで、多くのファンが心配して見守ってきたイ・ボンジュの回復のニュースが伝えられたことで、ファンたちは今度は熱い応援を送っている。

ノンヒョン日報
editor@kangnamtimes.com

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