
米国が移民の取り締まりを強化する中、動物保護施設には飼い主を失い保護を求めるペットが急増している。
1月15日(現地時間)、米「CBSニュース」の報道によると、イリノイ州パラタインにある動物救助保護センター「バーブス・プレシャス・レスキュー」では、移民の強制送還や自発的な帰国の影響で遺棄される動物が増加している。同センターは「保護施設の収容能力を超えており、現在は毎日1匹から2匹の猫の受け入れを拒否せざるを得ない事態となっている」と窮状を伝えた。
同センターを運営するバーブ・ウェバー氏は、「これまでは、猫が引き取られる理由の多くは飼い主の死亡であった」とした上で、「しかし最近は、『1週間以内に立ち退かなければならない』『自発的に帰国しなければならない』『国を離れなければならない』といった相談がより多く寄せられている」と語った。

ドナルド・トランプ大統領は就任当初から、米国史上最大規模となる不法移民の強制送還を公約に掲げ、1,000万人以上を国外追放すると発表していた。米国土安全保障省(DHS)によると、2025年12月10日時点で移民当局により強制送還された移民は約60万5,000人に達し、さらに190万人が自発的に帰国したという。
こうした状況を受け、米国各地の動物保護施設にはペットを預けたいという問い合わせが殺到している。フロリダ州タンパベイ地域の動物福祉団体「マーシー・フル・プロジェクト」も、当局による取り締まり後に数百匹の動物を保護したことを、地元放送局「FOX13」に対して明らかにした。
マーシー・フル・プロジェクトの創設者であるヘイディ・アクーナ氏は、「動物を預ける場所がなく、どのような支援が受けられるのかと家族から悲痛な連絡が来ている。このような事態はまったく予想していなかった」と訴えている。
さらにアクーナ氏は、「移民当局には、強制送還の過程で動物の福祉にも配慮してほしい」と述べ、「もし家族が追放されるのであれば、少なくとも動物福祉関連機関に相談する機会を設け、将来的に自分たちのペットを引き取れるよう支援すべきである」と強く求めている。














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