
自分の母親と不倫関係にあると疑い、隣人の男性を銃で殺害したタイの10代の少年が現地警察に逮捕された。
タイの現地メディア「ザ・タイガー」などの報道によると、2月4日午後1時頃、タイ中部パトゥムターニー県タンヤブリー郡の路上で、有名フランチャイズレストランの地域マネージャーを務めていたパイサンさん(41)が銃撃され、現場で死亡した。
警察によると、パイサンさんは当時オートバイで移動中であり、犯人が放った銃弾に当たりバランスを崩して転倒したという。通報を受けて駆けつけた警察と救急隊が現場に到着した時には、すでに息を引き取っていた。
捜査当初、警察は被害者と対立関係にあった隣人のポンさんを有力な容疑者として疑っていた。村のリーダーであるタニ・スエクイさんは「被害者が『隣人のポンさんが私を自分の妻と不倫関係にあると非難している』と話し、身の危険を感じて相談してきたことがあった」と証言した。
しかし、警察が現場周辺の防犯カメラの映像を分析した結果、実際に発砲したのはポンさんではなく、その息子である10代の少年であることが判明した。警察は逃走を図っていた少年を逮捕し、犯行に使用された銃を押収した。
取り調べに対し、少年は犯行を認め、「父が『パイサンがお前の母親と不倫している』と言い続け、この問題で両親が毎日激しく口論する姿を見て育った」と供述した。
家庭内の不和による極度のストレスと精神的苦痛が影響し、少年は父親の代わりに復讐するという誤った判断を下したとみられる。一方、亡くなったパイサンさんは生前、当該女性との不適切な関係を否定し、潔白を訴えていたという。
タンヤブリー警察署は少年を殺人などの容疑で逮捕し、父親のポンさんが犯行を教唆したり、幇助したりした可能性についても捜査を進めている。













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