
アメリカの州兵がパトロール中にホテルのトイレに立ち寄り、銃を置き忘れて出てしまった事実が明らかになり、物議を醸している。
アメリカの「CBSニュース」など現地メディアは11日(現地時間)、ルイジアナ州の州兵が8日、ニューオーリンズのあるホテルのトイレを使用後、自身の「M4カービン」銃を置き忘れた事実が確認されたと報じた。報道によると、ホテルの宿泊客の一人がトイレに入った際、洗面台に立てかけられた銃を発見した。これを撮影してSNSに投稿したことで騒動が拡大した。
アメリカ陸軍の規定では、銃器管理の怠慢は最も重大な軍紀違反の一つとされ、非司法的懲戒から軍事裁判への付託まで及ぶ可能性がある。この報道を受け、ルイジアナ州の州兵当局は公式声明で、銃は州兵に返還され、該当兵士と事案は内部で対処中であると明らかにした。
ニューオーリンズの市民の一人は、軍人の基本原則の一つは武器を他人に渡さず常に手元に置くことであると指摘した。該当地域の住民や観光客からは、軍人の銃器管理が杜撰になれば市民の安全にも問題が生じかねないと懸念の声が上がっている。
問題となった州兵のM4カービン銃は、現役アメリカ軍と同様に標準的な個人火器の一つであり、有効射程は約500メートルである。災害対応や暴動鎮圧などの国内補助任務だけでなく、州兵の海外派遣時にも支給される。この銃は半自動および連発機能を備えた軍の制式銃であるため、民間地域での紛失は極めて深刻な安全上の事故とみなされる。
「AP通信」によると、2011年から約10年間でアメリカ軍全体で紛失または盗難に遭った武器は1,900丁以上に上るという。これには小銃約1,200丁、拳銃約700丁、機関銃74丁、榴弾発射器36丁、ロケット発射器34丁、迫撃砲25丁などが含まれている。紛失や盗難の原因としては、保管室の施錠不備や監視カメラの故障といった管理体制の問題、内部者による窃盗などが判明した。軍当局は、実際に紛失や盗難に遭った軍用火器は報告されている数よりも多いとみている。













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