
米コロラド州の厳しい寒さのなか、行方不明になっていた10歳の老犬が、43日ぶりに奇跡的に保護され、飼い主の元に戻った。保護の際には、飼い主の所持品を使った誘導作戦と、近隣住民のスマートカメラが決定的な役割を果たした。
4日(現地時間)、「FOX13ニュース」の報道によると、事の発端は昨年12月末、飼い主のスティーブン・マー氏が旅行に出かける際に、愛犬のロキをペットシッターに預けたことだった。しかし、ロキは預かり中にペットシッターの監視を潜り抜けて脱走し、その後6週間以上にわたり行方が分からなくなっていた。
地域のボランティア団体「Summit Lost Pet Rescue」と地域住民は、総力を挙げて捜索を続けた。不明から43日目、ある住民のスマートドアベル(インターホン付きカメラ)に痩せ細ったロキの姿が映り込み、捜索は急展開を迎えた。保護チームは、ロキが見知らぬ人を警戒することを考慮し、飼い主のマー氏の匂いが付いた衣類などを入れた捕獲器を設置。最終的にロキを安全に保護することに成功した。
保護当時、ロキの状態は極めて深刻だった。不明前に22.6kgあった体重は12.7kgにまで激減し、骨と皮だけの状態だったという。氷点下の気温が続く山岳地帯で、一頭で耐え抜いたことは奇跡的だとして話題になっている。
マー氏とロキの再会の場面を収めた映像は、ソーシャルメディアを通じて拡散され、多くの人々に感動を与えている。保護団体側は、迷子になった動物を救うには、技術的な装置と地域コミュニティの献身的な協力が不可欠だと語った。













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