直径225m…139年に一度の割合で発生
月は絶えず宇宙から飛来する岩石と衝突している。こうして形成された衝突クレーターは、風や水のない環境のおかげで長い間その痕跡を保ち続ける。
最近、月の表面に新たに形成された大型クレーターが発見され、注目を集めていると、ScienceAlert、ギズモード(Gizmodo)などが14日(現地時間)報じた。この研究結果は3月に開催された第57回月・惑星科学会議で発表された。

NASAの研究チームは2024年の晩春、月周回衛星ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が撮影した画像を分析する過程で、この事実を初めて発見した。発表された画像は月の表面で発生した強力な衝突の痕跡を鮮明に示している。
新たに確認されたクレーターの直径は約225mで、サッカー場2個を並べたのと同じくらいの規模だ。これはLROの運用開始から17年間で観測された衝突クレーターの中で最大サイズだ。既存の最大記録は2013年に発見された直径70mのものであった。

今回のクレーターはこれまでの最大のものより約3倍大きく、研究チームはこのような大規模な衝突が約139年に一度の割合で発生する稀な現象だと説明した。クレーターの深さは約43mで、切り立った壁を持つ漏斗状の形をしている。周囲には衝突で吹き飛ばされた岩石の破片が広がっており、一部は最大13mに達することが判明した。
研究チームはLROの映像分析を通じて破片の移動経路を追跡し、衝突地点を特定した。分析の結果、隕石は南南西方向から高速で接近し、表面に衝突した後、北方向へ大量の破片を飛散させた可能性が高いと推定される。
また、クレーター内部ではガラス質に見える岩石と通常より暗い物質が発見された。これは衝突時に発生した極度の熱で岩石が溶け、急速に固まったことで形成されたとみられる。このような痕跡は衝突時に放出されたエネルギーが非常に大きかったことを示している。
今回の発見の最大の意義は、大型クレーターの形成前と形成後の様子を高解像度で比較できる資料が初めて得られたという点だ。科学者たちはこれを通じて月だけでなく太陽系全般で衝突クレーターが形成される過程をより精密に理解できるようになると期待している。













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