
希少な血管炎の治療薬の投与を受けた患者20人が死亡した事例が報告され、厚生労働省が安全性の調査に着手している。
NHKが18日に伝えたところによると、血管炎の治療薬「タブネオス」の投与を受けた患者のうち、今年4月までに合わせて20人が死亡したことが報告されたという。同薬は米国の製薬会社が開発したもので、日本ではキッセイ薬品工業が販売している。
ただ、同社側は、薬の服用と死亡との因果関係はまだ確認されていないと説明している。それでも医療機関に対しては、当面の間、新規患者への投与を控えるよう要請している。
厚生労働省も事実関係の確認に取り組んでいる。NHKによると、上野賢一郎厚生労働大臣は「臨床試験のデータに関する疑問点について、欧州や米国の状況などを踏まえて確認を進めている」とし、製薬会社に対して詳細な報告を指示したと明らかにした。
そのうえで「情報を十分に分析したうえで、必要な安全対策を速やかに検討する」と述べ、「医療現場には新規患者への投与を行わないよう改めて要請している」と語った。













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