
異性への関心を示す、いわゆる「フラート(戯れ)」は人間だけの行動ではないという研究結果が明らかにされた。
現地時間2月22日、「デイリー・メール」の報道によると、20年以上にわたり霊長類を研究してきたセント・アンドリュース大学のキャット・ホベイター教授が、学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した論文で、「思春期のチンパンジーも、好意を寄せる相手の前で葉をそっと裂き、求愛のサインを送る」と指摘した。
研究チームによると、チンパンジーには「リーフ・クリッピング(leaf clipping)」と呼ばれる行動が見られ、葉を小さくちぎったり裂いたりするのが特徴だという。ホベイター教授はこれを「チンパンジー流の好意表現」とし、「関心のある相手に対し、小さな葉を介して自身の存在をアピールする行為だ」と説明した。
この行動は主に繁殖期に入った若いオスがメスの注意を引くために用いるが、一部のメスでも観察されている。研究チームは、これを性的成熟の過程で同年代の関心を得るためのアプローチの一環であると分析した。
また、リーフ・クリッピングの手法には群れによって違いが見られた。ウガンダに生息する東部チンパンジーの2つの集団を比較した結果、いずれも葉を使って求愛する点は共通していたが、細かな動作には差があった。これは集団ごとの文化的特徴が反映された可能性があるという。
ある集団は口で1枚の葉を何度も裂く方法を選んだのに対し、別の集団では枝から葉をもぎ取る行動がより頻繁に見られた。
ホベイター教授は「まるで人間が『好きか、嫌いか』を占うために花びらを1枚ずつちぎる姿に似ている」とし、「チンパンジーはこの行動を通じて求愛の意図をさりげなく示したり、周囲により強いオスがいる場合には直接的な競争を避ける戦略として用いたりする可能性がある」と語った。













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